YONHAP NEWS

【東京9日聯合】日本の参議院選挙で圧勝した民主党の小沢一郎代表の秘書を務める韓国女性が注目されている。国際担当秘書の金淑賢(キム・スクヒョン)さんだ。金さんは2000年に当時自由党の党首だった小沢代表の秘書に抜てきされ、以来7年間にわたり小沢代表を陰で支え続けてきた。日本の政界では、自民党の議員が韓国人留学生をインターンとして起用するケースはあったが、韓国人が正式に秘書として採用されたのは金さんが初めてだ。
小沢代表の事務所で勤務する金さんは、国際関係の専攻を生かすため、朝鮮半島を含む国際情勢に関して補佐する業務を主に担当している。週に1回東アジア情勢を報告しており、中国、米国を含む複数のプロジェクトを企画進行している。また小沢代表を訪ねてくる日本の政治家だけでなく、海外の有力者らとの面談では通訳を担当し、選挙期間には他の日本人秘書らと同様に全国を飛び回り選挙支援活動にも積極的に取り組んでいる。

昔のエンコリで出てた名刺にソースが付いたわけですね。
言葉も国境も越える!日韓リアルタイム翻訳掲示板 enjoy Korea
というか、

 日本の政界に従事するという関係から、駐日韓国大使館とも随時政局などについて情報交換を行っており、アジア外交を重視する小沢代表の韓日関係に対する認識にも大きな影響を与えているものと金さんは自負している。

どう見てもスパイです。本当にありがとうございました。


ちなみに秘書ってどんな身分なんだろうと調べてみた。
秘書 – Wikipedia

* 議員秘書
国会議員の補佐をするスタッフの総称。議員秘書には私設秘書、公設秘書、政策秘書の三種類ある。公設秘書2名と政策秘書1名までが公費により任用される(国会法第132条)。これ以外の、議員の私費により雇用される秘書は、私設秘書と呼ばれる。
2名の公設秘書には任用資格について制限はないが、政策秘書は国会議員の政策担当秘書資格試験等実施規程第30条により「資格試験合格者登録簿又は審査認定者登録簿に登録された者の中から採用」するものとされている。政策担当秘書は、国会改革の一環として政策立案・立法調査機能を高めるために平成5年(1993年)創設されたが、十分に機能しているとは言い難く秘書給与詐欺・流用事件の温床ともなっている

国会法132条はこんな感じ
国会法

第132条 各議員に、その職務の遂行を補佐する秘書2人を付する。
2 前項に定めるもののほか、主として議員の政策立案及び立法活動を補佐する秘書1人を付することができる。

身分はどうかと言えば特別職の国家公務員にあたる。
国家公務員法

(一般職及び特別職)
第2条 国家公務員の職は、これを一般職と特別職とに分つ。
2 一般職は、特別職に属する職以外の国家公務員の一切の職を包含する。
3 特別職は、次に掲げる職員の職とする。
15.国会議員の秘書

国家公務員法第100条には守秘義務に関する規定がある。

(秘密を守る義務)
第100条 職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。

ちなみに罰則は109条

第109条 左の各号の一に該当する者は、1年以下の懲役又は3万円以下の罰金に処する。
12.第100条第1項又は第2項の規定に違反して秘密を漏らした者

では私設秘書に関してはあくまでも私人との契約であるとの解釈で上記の規定は適用外となりそうだ。


ちなみに金淑賢氏は私設秘書である。
民主党所属議員 公設秘書一覧@民主党 web-site

小沢一郎
政策 小原 貞裕
第一 大久保 隆規
第二 川邊 嗣治

という事は、小沢一郎に流れた情報をこの秘書がどこに流そうが国家公務員法で罰せられる事は無いというわけですね。


隣国なんてのは常に利害関係が発生する物で、その国の人間を罰則規定どころか守秘義務すら無い私設秘書として雇ってしまう。
こんな人間が野党第一党の党首であるという現実はちゃんと認識した方がいいんじゃないか。
というかスパイ防止法をちゃんと作らなきゃ駄目だろ。