米GoogleがWebアクセス高速化ツール「Web Accelerator」をベータ公開 (MYCOM PC WEB)

米Googleは5月4日(現地時間)、ユーザーのWebアクセスを高速化するツール「Google Web Accelerator」のベータ版の公開を開始した。同ツールは、Internet Explorer(IE)またはFirefoxを利用するWindowsユーザーを対象に、Googleが持つ巨大なインターネット・キャッシュを使って接続を高速化するもの。現在、米Google.comにあるWeb Acceleratorの解説サイトより、無料でダウンロードが可能となっている。

おお。面白そう。

Googleをよく利用しているユーザーならご存じだと思うが、WebページによってはGoogleサイト内にキャッシュされているデータを参照したほうが高速な場合がある。今回公開されたWeb Acceleratorでは、この高速なGoogleのネットワークを活用し、目的のページに接続する前にいったんGoogleに対してリクエストを投げることで、Webアクセスを最適化する。具体的には、上記のGoogleネットワーク活用の他に「頻繁に閲覧されるページのキャッシュ」「前回見たページの状態から差分のみのダウンロード」「ページの先行読み込み」「Web接続の管理」「Googleサーバ 0 ユーザーPC間の転送データの圧縮」といった工夫が行われている。

これを見る限りブラウザのキャッシュ機能の代替手段としてGoogleキャッシュを使う感じか。
実際の動作原理は今までの動作の前にGoogleキャッシュに対するクエリを組み立ててHTTP-HEADでPING、帰ってきたLast-Modifiedヘッダと実コンテンツのLast-Modifiedヘッダの比較および圧縮アルゴリズムを比較して、より転送量が少なく転送スピードが高そうな方を採用するイメージかな。
そうなるとボトルネックになりそうなのはGoogleキャッシュのレスポンスぐらいか。
こりゃシステムに絶対の自信が無いとできないな。さすがGoogle。
そして注目の対応ブラウザに

動作環境はWindows XPまたはWindows 2000 SP3以上のマシンで、対応WebブラウザはIE 5.5以上またはFirefox 1.0以上となっている。

FireFox入ってルー(・∀・)ナイスっ。
華麗にスルーされたOpera残念。
とりあえずインストールしてみた。
WebAccelerator.jpg
Firefoxの左上メニューバーに妙なアイコンがっ。
で、早速不具合発見。
POSTメソッドで投稿する類のページか、マルチパートクエリ(ファイルのアップロードとか)のどちらかは分からんけど、そのときエラーが発生するぽい。
こりゃ困った。
POSTは弾いてくれんと使い物にならんのとちゃうかなぁ。
というか、

また日本のユーザーには残念な話だが、今回提供されるベータ版で最適化が行われるのは、北米または欧州の地域から接続するユーザーのみとなっている。今後提供されるベータ版ではこの点が改善される可能性があるので、ぜひ期待したいところだ。

_| ̄|○ ・・・北米の串通して使うか ←本末転倒