このエントリには誤解を生む表現が含まれています。
詳細はスタンスのシフトおよび後続のエントリを参照してください。
あえて民主党に突っ込んでみる。

From: qyen <実メアド>
To: info@dpj.or.jp
Subject: 人権擁護法案についてのお伺い。
北海道在住の(実名)と申します。
自民党法務部会で審議中の人権擁護法案に関しての岡田代表の談話
(http://www.kahoku.co.jp/news/2005/03/2005030501003895.htm)
についてお伺いしたい事がございましたのでメールさせていただきます。
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インターネットの各所で論じられている通り、上記法案は人権委員会と
いう警察をも凌ぐ権力を有する団体を規定しており、恣意的に運営され
た場合、すべての言論を人権保護の名の下に断罪することができるよう
規定されております。(同法第二章および第四章)
さらには、この委員会は国会両議院の承認で任命される(同法第九条)
とされており、これを罷免することは外部からは一切行うことができな
い(同法第十一条)ともされています。
この法が施行された場合、現在の政権政党である自民党、公明党が実質
的な委員会任命権を持つこととなります。
そうなりますと、最悪のシナリオとして第一期人権委員会には下記の様
なメンバーが任命されることが予想されます。
自民党より野中氏、古賀議員、中川議員など
公明党より冬柴幹事長など
このようなメンバーとなった場合、民主党の各先生方が人権侵害として
提訴、公表されることで民主党にとって致命的なダメージを負うことが
予想できるかと思いますし、実際人権委員会はそれだけの権限を有して
おります。
さらには、それらが発覚しても対抗でき得る手段は何一つ無いこともご
理解いただけるかと思います。
これらの(机上の空論ではありますが)重大な懸念を前提においた上で、
以下の質問にご回答いただきたいと思います。
・岡田代表は前出の記者会見に於いて
> 「メディア規制以外(の内容)は成立させる必要がある」
と表明されておりますが、これはこのような懸案を認識された上で、更
に何らかの対抗手段を持った上での発言でしょうか。
・前出の記者会見における岡田代表の発言は民主党を代表する総意である
と認識してもよろしいでしょうか。
・人権委員会が恣意的に運営された場合のシナリオをどのように考えてお
られるでしょうか。
・このような重大な審議が何らメディアにより周知されない現状をどのよ
うにお考えでしょうか。
ご回答のほどよろしくお願いします。
次代の政権政党を狙う野党第一党としての民主党の聡明な見解を期待して
おります。
文末ではございますが、このような不躾な質問を突然お送りする失礼をお
許しください。

返事待ち( ´_ゝ`)