FrontPage

ニュース速報+ / 【政治】 「自民党にとって一番皮肉なことやろう」 定額給付金を民主党候補に献金、茨城県医師会が呼びかけ団体設立★2

1 : ☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ <b>@☆ば/span> : 2009/01/26(月) 20:18:05 ID:???0
★定額給付金の寄付呼び掛け 茨城県医師会、民主候補に献金

・茨城県医師会の有志が26日、政府の定額給付金に抗議するため、会員の開業医ら
 約1400人に給付分の寄付を呼び掛ける団体を設立したと発表した。集まった資金は
 県医師会の政治団体、県医師連盟が次期衆院選で推薦を決めている県内の民主党
 候補に献金する。

 団体名は「茨城から定額給付金で医療を変える会」。小松満代表(県医師会副会長)は
 同日、記者会見し「(定額給付金の)2兆円を本当に困っている人に使うのが筋。抗議の
 ために自民党の政策で民主党に資金が回る一番皮肉なことをやろうと思った」と話した。

 同会は銀行口座を開設し、団体の趣意書と振込用紙を開業医らに郵送する。給付金と
 同額の1万2000円を1口として3月末を締め切りに「前払い」で寄付を求める。
 150−200人が目標としている。
 http://www.47news.jp/C...00455.html

※前:http://mamono.2ch.net/...232964495/

【政治】 「自民党にとって一番皮肉なことやろう」 定額給付金を民主党候補に献金、茨城県医師会が呼びかけ団体設立★2 * c

こんな頭の悪いのが医師会の副会長とかもう茨城県民に同情を禁じ得ない。

定額給付金の話が出始めてからこの手の救えない馬鹿が多すぎて実にげんなりする。

ここらで麻生総理の発言を棚卸しておこうか。

過去の麻生総理の発言を見てもまだ分からない人間がいるとは思いたくないけど、一度すっきりと棚卸しておこう。

2008/1/25 麻生太郎オフィシャルサイト 夕刊フジ連載「日本の底力」(2008年)新春特別版

麻生太郎オフィシャルサイト 夕刊フジ連載「日本の底力」新春特別版

 ――福田政権誕生以降、東証1部の時価総額が一時、100兆円以上も吹っ飛んだ

 「日本の経済のファンダメンタルズは決して悪くはない。今回の世界同時株安にしても、サブプライム問題が弾けた米国の影響が大きいが、半年間で株価が3割も下がったことを政治家は極めて重く受け止めなくてはならない」

 ――景気への影響は

 「個人株主の資産が3割も減った。景気は気からという。これでは景気感の後退につながっていく。日本のGDP(国内総生産)の7割は個人消費だが、それが止まれば景気も減速してしまう。『株は怪しげな物』『株に関係するのは一部の人たちだけ』というイメージを持っている政治家がまだいるようだが、今や日本は巨大な資産国家になっている。だからこそ、マーケットに対しては最大限の注意を払っていかねばならない」

(中略)

 ――では具体的な施策はあるのか

 「手段として、ただちに公共事業という話はいかにも(安直)で、政府としてまずやるべきことは減税だ。株式投資の優遇税制が今年度中にも圧縮されそうだが、 現状の優遇税制を延長してはどうか。*1

 ――ほかには

 「例えば、企業が設備投資を行いたくなるように減価償却の大幅前倒しを認める。個人が住宅を取得した場合にかかる住宅取得税などを期限を決めてタダにするという方法もある。住宅は消費に占める割合が高く、効果的な景気刺激策となる*2

 「住宅着工件数の激減を招いている『改正建築基準法』の運用を当分の間凍結するのも一つの方法だ。耐震偽装問題もあり、審査を厳しくするのは当然だが、申請書類のルール厳格化などで現場に混乱が生じ、住宅着工件数が著しく低下している。こういう不備が出たときは、メンツにはこだわらず、政治はすぐさま対応していく必要がある。今、挙げた政策のすべてが金を突っ込まないやり方。ちょっと考えて思いつくだけでも、これだけある」

 ――景気回復には、サラリーマンの給料を上げなければダメだと主張している

 「景気感が悪くなると、企業としては人件費を抑えようとするだろう。だが、本格的な景気回復を実現させるためには給与アップは必要最低条件だ。やはり給料があがらないと景気感が出てこない。非正規社員を正規社員にしていくことも重要だ。今回の春闘には大いに期待している」

 ――やはり給与アップは効果がある

 「俺の地元の筑豊にトヨタの工場があるが、非正規社員を積極的に正規社員に転換した。何が起きたと思う。ちょっとした結婚ブームが起きた。収入が安定し、将来的に収入アップが見込めるようになったためだろうが、日本人のまじめさを垣間見た気がした。給料がアップすれば、奥さんにもメンツが立つし、小遣いアップのお願いだってしやすい。ちょっとした希望かもしれないが、景気感というのはこういう所が大事なんだ

 ――働きかけ方は

 「何度も財界の人たちにお願いしてきたが、政策的に企業をバックアップしていく事も必要だ。例えば、企業が国際競争に打ち勝つための、法人税制にしていく事も必要だろう。社会保障制度全体を見直す中で、企業負担を軽くして、給与に回わすという方法もある*3

麻生太郎オフィシャルサイト 夕刊フジ連載「日本の底力」新春特別版

このインタビューではサブプライムローン以降外需が疲弊することを予見し、如何に内需を喚起するかに焦点をおいて回答してるのがわかる。
特に、この2008年年頭の時点から「景気は気から」として景気感の減退に対して強い警戒感を持っているのがよくわかる。

麻生太郎オフィシャルサイト 嘉麻の里2007年4月号 「資産デフレ(二)」

麻生太郎オフィシャルサイト 嘉麻の里2007年4月号 「資産デフレ(二)」

 「貸出し金利がゼロでも企業が銀行に金を借りに来ないということを前提にして書かれた経済学の本があったら、ぜひ教えてらいたいたい」。これは約6年前、森総理大臣に同行を命じられ、経済財政担当大臣として米国ホワイトハウスに行ったとき、リンゼー経済担当補佐官と懇談したときに言ったことです。

 「もう一回言ってくれ」とリンゼー氏が言われたので「私の英語が判らないのか、それとも私の言っている意味が判らないのか」と質したら、「意味が理解できない」という返事だったんです。そこで私の方から、日本で今起きている不況の理由について説明をしたんですが、以来今日までアメリカから日本のマクロ経済の本質的な要求はなされていないと思っています。

 企業が金を借りず、返済を優先する。これを経済界の用語では「利益の最大化をはからず、債務の最小化をはかる」といいます。つまり企業は貸出し金利が限りなくゼロに近いくらいに低くても、銀行から金を借りて設備投資をしない。利益が出たら、これまでの借入金の返済を優先させたということです。結果、何が起こったか。壮大な「合成の誤謬」が発生しました。

 合成の誤謬・・・あまり聞き慣れない言葉だと存じます。簡単に言えば、よいことだからといって、皆で一斉にやったら、結果は必ずしもよいことにはならないという意味です。麻生太郎が酒も煙草もゴルフも選挙もヤメタとします。医者もほめるし私の体も喜ぶ。妻も赤飯炊いて喜ぶでしょう。しかし同じことを日本人が全員でやったらどうなるか。全国の酒屋、煙草屋、ゴルフ場、飲み屋、歓楽街が軒並みツブレルことは確実で、失業者は溢れ、結果として不況になる。一人でやることは問題なくよいことでも、1億2千万人が一斉にやったら大問題です。

麻生太郎オフィシャルサイト 嘉麻の里2007年4月号 「資産デフレ(二)」

この前の回の論文と合わせて麻生総理の現在の経済感を理解する上で必読の論文だと思う。
近しい(と言われているけどそうは思わない)年金の話題に触れた2008年3月号の「全額税方式」も素晴らしい。

2兆円ばっかり取りざたされてる補正予算は総額75兆円だったでござるの巻

景気対策3段ロケット~総額75兆円企業規模の対策~@総理大臣官邸
景気対策75兆円の内訳

論文から見える麻生総理の狙いと恐れ

麻生総理の経済政策は「キャッシュフローの停滞を防ぎ、潤滑にキャッシュを循環させることで内需の拡大と国民の生活感の向上を目指す」と遅くとも2007年の初頭には既に定めているように見える。

企業に自社株買いによる株価安定化、厚生年金の企業負担の減免、貸し渋り対策のための政府保証枠の大幅な拡充と企業安定化のための方策を開き、それによって生み出され転嫁された資金によって設備投資による市場への資金還流や賃金のアップを狙い、そこに更に定額給付金や住宅ローン減税、高速道路の値下げ定額化を加えることで個人消費の拡大を目指す。そのことで増えた個人消費は再度企業の売上に繋がり企業の売上げが増えれば更に設備投資や賃上げに繋がることで内需拡大への正のスパイラルが起きる。

日本はメディアが喧伝する事に反して先進国でも極めて貿易依存度の低い国で、2006年の統計によれば輸出依存度で14.3%、輸入依存度はわずか13.3%にとどまってる。*4
ドイツやイギリス、フランス、韓国などが軒並み20%を超えていることを見ればその低さが分かると思う。
GDP比14%として約40兆円の消費が麻生総理の政策のみで賄われるとは言わないまでも、かなりの部分をカバーすることが出来れば、この大不況下でも経済規模をキープしたまま乗り切れるんじゃないかという青写真は現段階で出せる最良に近い部類のものであると言って間違いない。

だからこその定額給付金であり75兆円の景気対策なのだから、ちゃんと資金が還流するように、「お金のない人は給付金分を」「お金のある人は給付金以上の分を」きっちりと使い切ることが引いては未来の自分のためになるわけで。

逆に麻生総理が最も恐れている事はメディアや世間が不況を必要以上に喧伝することで消費意欲が減退し「定額給付金は使わずに貯蓄に回す」と考える人が増えることで「大いなる合成の誤謬」が発生することなんだと思う。*5

はっきりいってこの定額給付金を「選挙目当てのバラマキ」とか言ってる奴ってのはその程度の頭しか持ち合わせてないって証明しているだけだな。

社民党や民主党、テレビに出てる自称経済評論家のダメさ加減

まぁ他にも山のようにいるけど。コメンテーターって名がつくやつとか。

この辺の最もダメな点は、上記で見えるように麻生総理が明確に持っている「経済は循環している」というビジョンが皆無であることだと思う。

経済は循環しているからこそ、どこかでその流れが滞り堰き止められれば結局経済全体が停滞しまう。
だからこそ企業の保護や金融機関の保護を、個人の保護と並行して行わなければならず、野党が声高に叫ぶような「母子家庭や非正規労働者を救うことこそ景気対策」が如き論は意味がないことに気づくだろう。

きっとそこまでも考えてないだろうけどな。
もう唾棄すべき存在以上ではないよ、この連中。

喜んで不安を煽り不景気にせんと今日も偏向報道に明け暮れるメディア

そのせいで赤字転落とかざまぁみろとしか言いようがないですが。

まぁテレビ局とか2-3局潰れればいいんじゃねーの?

振り返って茨城県医師会の絶望的にダメな運動とは

こういう経済の流れも読めず、総理がやろうとしている景気対策が何かも考えられずに糞くだらない私怨や嫌がらせ程度の考えで、政党助成金を転用してマンションにして自分の財布にせっせと蓄財してる経世会の悪の煮凝りみたいな小沢一郎率いる民主党に献金しようなんて頭が悪い以前に何か深刻な病気にでもかかっているとしか思えない。
同輩に脳外科医もいるだろうからさっさと治療するか、さもなくば全部抜き取ってメロンパン入れとしてでも活用したらどうでしょうかね。


*1 2008/10/10の時点で自社株を解禁したことで株価対策を実施済み。麻生首相「自社株買い制限年内撤廃」、民主「政権交代こそ最大の景気対策」@Patriotism
*2 2008年度第二次補正予算で過去最大となる最大600万円の住宅ローン減税のための予算を計上。内閣総理大臣記者会見 2008/12/24
*3 ソース見当たらず。厚生年金の企業負担分を減額してその分を所得に回るよう...といった趣旨。http://www.aso-taro.jp/lecture/ansin_plan.pdf
*4 統計局ホームページ 第9章3項 貿易依存度
*5 もちろんその貯蓄が銀行に渡れば銀行の資金力の底上げになるが。こういうどっちに転んでも得が出る政策を出すのが麻生総理は抜群にうまいと思う。

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2009-01-26 (月) 23:43:06 (5585d)