2007/05/15

メディアの反応

ニュース速報+ / 【中国新聞社説】国民投票法、憲法について冷静に判断する心構えがいる あのムードに流された「郵政選挙」の二の舞いを演じてはならない

1 : 春デブリφ ★ : 2007/05/15(火) 10:16:07 ID:???0
 憲法改正の手続きを定める国民投票法が成立した。国の根幹にかかわる憲法への国民の意思を問う
大切な法律なのに、政治的な思惑や党利党略が優先された感は否めない。国民が十分納得できる議論
がされたとは言い難く、拙速な成立は遺憾だ。
 そのうえ、内容にも不備が多く、整備する余地がある。将来に禍根を残してはならない。国民一人
一人が憲法について冷静に判断する心構えがいる。
(中略)
 成立を受け、安倍首相や自民党幹部は憲法九条の改正を盛り込んだ自民党の新憲法草案に基づく改憲
を参院選で訴える考えを示した。ムードに乗って、一気呵成(かせい)にとのつもりなのだろうか。
 首相は憲法が敗戦後の米軍占領下で成立した経緯に、我慢できないようだ。このため常々改憲への
意欲を示す。だが、首相らがどんな国づくりを進めようとしているのか、具体的な全体像が見えない
だけに危うさがつきまとう。

 自民党の新憲法草案は、冷戦後で変わった国際社会の平和と安全の確保への協力を掲げる。九条を
改正し、自衛軍を保持することが明記されている。しかし、「専守防衛」の枠組みが外れた場合、
同盟国の要請に応じて、海外での戦闘行為に加わる可能性も捨てきれない。
 国民投票法は公布後三年間は憲法改正案を提出、審査できないとする。改正に至る道筋は容易では
あるまい。それでも参院選など国政選挙の争点になった場合、国民にも厳しい覚悟が求められる。

 あのムードに流された「郵政選挙」の二の舞いを演じてはならない。有権者には「憲法改正まで託
したつもりはない」との思いがあるかもしれない。だが、現実には、あの結果が国民投票法の成立に
少なからず結び付いたのだから。

■ソース(中国新聞)(中略部分はソースで)
http://www.chugoku-np....50147.html

30 : 名無しさん@七周年 : 2007/05/15(火) 10:43:07 ID:m9xxN8dP0
>>あのムードに流された「郵政選挙」の二の舞いを演じてはならない

ムードに流された細川政権誕生とは言わないんだろ?

【中国新聞社説】国民投票法、憲法について冷静に判断する心構えがいる あのムードに流された「郵政選挙」の二の舞いを演じてはならない * c

>>30が全てでございます。

33 : 名無しさん@七周年 : 2007/05/15(火) 10:46:22 ID:JUYcb7LO0
「冷静に」って奴が一番冷静さ欠いてるよな

41 : 名無しさん@七周年 : 2007/05/15(火) 10:52:09 ID:fyH7wZ400
>33

「冷静」→自分らの意見が通った
「冷静でない」→自分らの意見が通らなかった

ってことですから、彼らにとっては。
ただのわがままいっぱいに育てられ手がつけられなくなった子供。
うわべを飾る言葉だけは覚えてるので、一見大人に思えるけど。

* c

ニュース速報+ / 【中日新聞社説】国民投票法成立、改憲へはやる政権に異論を挟む人たちの権利も確立されなければいけない

1 : 春デブリφ ★ : 2007/05/15(火) 09:36:27 ID:???0
 十八件もの付帯決議の多さが、うさんくささを物語ってはいまいか。改憲の手続きを定める
国民投票法が与党多数の状況下で成立した。「国民の権利確立」と言うには、精緻(せいち)
な詰めをなお残す。

 「与党の責任を果たした」「与党の成果だ」と、参院本会議での可決・成立後、安倍晋三
首相ら政府・与党の首脳が口をそろえている。
 もとより改憲の発議には、衆参各議院総員の三分の二以上の賛同を要する。常識的には与党
だけでの発議など困難なことを、わかったうえでのことだろう。
 首相らがあえて「与党」を力説するところには、目先の参院選へ政権の「実績」をアピール
する思惑が露骨である。改憲、護憲いずれの立場の人であろうとも、憲法に関連する法がその
ように扱われることに疑問なしとしないのではなかろうか。
(中略)
 決議の中で奇異の思いをぬぐえないのが、憲法審査会での改憲案審議は少数会派にも十分配慮
するとの留意事項だ。あるいは、公務員や教育者の運動規制に意見表明と学問・教育の自由を
侵害しない慎重運用を求めている。民主社会なら当たり前のことが決議されねばならない怪しさ
を一体どう考えればよいか。

 重ねられた公聴会も、結論ありきの流れの中で、公述人の意見がまともに採用された形跡は
ない。審議時間の消化に使われただけ、という印象を持たれたとしても仕方ない。
 与党は現行憲法九六条の改正条項を具体化したことで「国民の権利が確立した」と誇る。
そうだろうか。むしろ「改憲ありき」がぎらつくことに世論は慎重な運びを求めたのではないか。

 新たな局面に入った憲法論議を国民みんなのものにする上で、手続き法も公正公平の観点から
常に見直し対象であることを確認したい。改憲へはやる政権に異論を挟む人たちの権利も確立
されなければいけない。

■ソース(中日新聞)(中略部分はソースで)
http://www.chunichi.co...16145.html

【中日新聞社説】国民投票法成立、改憲へはやる政権に異論を挟む人たちの権利も確立されなければいけない * c

何を言ってるんだかわからない社説。
この法律で憲法改正に際して国民が投票を行う事ができなかった今までに対して、「投票を行う権利」が確立されたわけで、そこにマジョリティとかマイノリティとかといった差は無いだろと。

ニュース速報+ / 【論説】九条を改定して、戦争ができる国にしてしまって本当にいいのか 東京新聞論説主幹・山田哲夫

1 : 春デブリφ ★ : 2007/05/15(火) 09:46:30 ID:???0
 国民投票法が成立した。改憲を政権の最重要課題とする安倍首相は、そのための必要条件を
手にして、七月の参院選は憲法改正を公約に戦うという。憲法問題は、国民一人ひとりが憲法
への理解を一段と深め、改憲の是非を見極めていくべき新局面に入った。重い歴史的任務を
負ったとの認識をもつべきだろう。
 国民投票法について「急ぐ必要は全然ない」というのがわれわれの立場だった。
 国のあり方や理念を定める根本法規改正にかかわる法律だ。時間はかかっても多くの政党
と議員が参画して、納得と合意のうえで成立させる方が望ましいし、環境権や知的財産権
など新しい権利の扱いをめぐっての課題はあるが、現行憲法核心の立憲主義や九条に手を
加えてまで憲法を改定する緊急性があるとは思えなかったからだ。

 政権戦略と政局優先から協調路線を壊してしまっての国民投票法。今後建設的な憲法論議
が可能なのか心配にさえなる。
 憲法は、常に吟味検証され、論争され続けられるべきなのは当然だ。先の「憲法60年に
考える」社説のシリーズのなかで、われわれがあらためて確認したのは現憲法の護(まも)
られるべき多くの価値の存在だった。
(中略)
 自衛権、自衛戦力保持明記を主張する護憲的改憲論はかなりの支持を得ているが、九条を
改定して、戦争ができる国にしてしまって本当にいいのか。統治者を、われわれ自身をそれ
ほど信頼してしまっていいのか、ぜひとも詰めたいテーマだ。

 改憲発議は二〇一〇年から可能になる。それまでに少なくとも二回の参院選と一回の衆院選。
だれがどんな憲法観をもっているかを見定めての投票としなければならないだろう。未来社会
と子孫たちのためでもある。腰を据えて考えたい。

■ソース(東京新聞)(中略部分はソースで)
http://www.tokyo-np.co...16220.html

【論説】九条を改定して、戦争ができる国にしてしまって本当にいいのか 東京新聞論説主幹・山田哲夫 * c

統治者を、われわれ自身をそれほど信頼してしまっていいのか、ぜひとも詰めたいテーマだ。

国民主権において国民を信頼しないってのは即民主主義の否定に繋がるわけですが。

東京新聞は誰を信頼するんでしょう。
「その他大勢の愚民の意見など信頼できるか。偉大なメディアを操る我々報道人のみが信用に値するのだ」みたいな選民思想なんでしょうか。
まさかね。

ニュース速報+ / 【論説】九条の下で際限なく日米同盟の変革を進めていいのだろうか、首をひねる 東京新聞・筆洗

1 : 春デブリφ ★ : 2007/05/15(火) 09:42:25 ID:???0
 日米間の「同盟」の解釈をめぐり、時の首相と外務省高官が軍事的意味合いを持つか持たないかで対立、
外相の辞任に発展したことがあるなど、今となれば信じられない。持たないとしたのは首相の方で、
故鈴木善幸氏。四半世紀ほど前に起きた事件だ。
▼振り返れば、この事件が同盟強化の第一歩になった。次の首相、中曽根康弘氏の「日本列島不沈空母」
発言が象徴的だ。その後、橋本政権下では二国間からアジア・太平洋地域全体における日米同盟に拡大し、
小泉政権下では米国が攻撃したイラクに自衛隊が派遣されるまでになる。
▼現政権下では「変革」が同盟の目標となっている。ミサイル防衛システムの運用面での協力強化、航空
自衛隊が集めた日本周辺の防空情報の米軍への提供、軍事情報に関する一般的保全協定の締結合意と、
その意味するところは軍事面での一体化らしい。
▼安倍晋三首相が憲法解釈で禁じられている集団的自衛権の行使容認を考えているのも、一体化には不可欠
となる。久間章生防衛相が武器輸出三原則の緩和に向けた発言をしているのも、高度な軍事技術を日米で
共有するための布石だろう。

▼憲法改正の手続きを定めた国民投票法が成立した。改憲へ大きく踏み出せたとの思いが首相にはあるだろう
が、現憲法は厳然としてある。九条の下で際限なく同盟の変革を進めていいのだろうか、首をひねる。

▼日米同盟が重要であるとしても限界は自(おの)ずとあるし、軍事的意味合いだけが同盟ではない。「力」
への信奉が何をもたらすかは、イラクを見ればよく分かる。

■ソース(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co...16216.html

【論説】九条の下で際限なく日米同盟の変革を進めていいのだろうか、首をひねる 東京新聞・筆洗 * c

奥歯に物はさみまくって何が言いたいのか良く分からなくなってる社説。
筆洗ではこの手の言語明瞭意味不明瞭なコラム多いな。社説子は一度心療内科で診てもらった方がいいんじゃないか?

「力」への信奉が何をもたらすかは、イラクを見ればよく分かる。

オイルパワーを過信したイラクの失敗ですか。

東アジアnews+ / 【中央日報】日本の平和憲法、解体されてしまうのか〜9条等の条項は周辺国の立場を深く考える必要がある[05/15]

1 : Mimirφφ ★ : 2007/05/15(火) 09:13:40 ID:???
【社説】日本の平和憲法、解体されてしまうのか
http://japanese.joins....ctcode=110
日本の憲法改正手続きを明示した国民投票法案が衆議院に引き続き、昨日、参議院
まで通過した。現行の平和憲法改正作業が本格的に軌道に乗ることになった。
今後3年間、憲法改正案を発議することができないという「凍結期間」を置くこと
にはしたが、60年、歴史の平和憲法に手が加えられることはもう時間の問題だと
我々は判断する。
日本が長い護憲、憲法改正論争を経て憲法改正の土台を構築したことは韓国など
周辺国を懸念させるだけの情勢変化だ。
日本国内世論は憲法改正自体には賛成だという。環境権など変化した条件を反映
させる必要があるからだ。しかし戦争を永遠に放棄し、軍隊と交戦権を認めない
という憲法第9条だけは改正に反対する世論が大勢だ。それなのに安倍晋三首相を
含めた憲法改正主導勢力は第9条改正を最終目標にしている。おととし、自民党が
出した新憲法草案も「自衛軍」を保有するとしている。第9条改正が、安倍首相には
「真正な独立」を意味するかもしれないが、周辺国には「新たな脅威」であることは
明白だ。
そうでなくても日本は米国との安保条約を基礎に防衛計画大綱の修正、補強、
日米防衛協力指針改正、日米安保共同宣言などを通じて軍事力を強化してきた。
自衛隊の行動半径はすでにアジア、太平洋地域に拡がった。全守防衛原則も事実上
崩れているという指摘が多い。それさえも平和憲法のおかげで周辺諸国が過去の
悪夢を思い起こさずにいられたのに、何年後、日本が足かせをはずして軍事大国に
浮び上がった場合、北東アジア情勢はどうなろうか。軍備競争の過熱はもちろん
過去の歴史、領土をめぐる紛争も今よりずっと険悪になるほかない。日本執権層は
このように憲法改正を急いで一体何の利益があると思うのか。
もちろん憲法改正をする、しないは日本国民の選択だ。しかし第9条など敏感な
条項だけは周辺国の立場を深く考える必要がある。我々としてはわずか何年後に
現実化するかもしれぬ「平和憲法を脱いだ日本」に緻密に備えなければならない。
2007.05.15 09:01:04


【中央日報】日本の平和憲法、解体されてしまうのか〜9条等の条項は周辺国の立場を深く考える必要がある[05/15] * c

内政干渉。

100歩譲って周辺国の反応は考える必要はあるとしても周辺国の立場なんて知ったこっちゃありません。

市民団体の反応

ニュース速報+ / 【国民投票法成立】 「世界に誇る9条がなくなる!」「法案粉砕!」「許さない!」と市民団体ら怒り★5

1 : ☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ <b>@☆ば?/span> : 2007/05/15(火) 00:21:23 ID:???0
・「審議は尽くした」と胸を張る与党、「憲政史上に重大な汚点を残す」と批判する野党。
 憲法改正手続きを定める国民投票法案が十四日、野党議員の抗議と与党議員の
 拍手の中、参院本会議で成立した。傍聴人は「怒りを感じる」と話し、国会周辺では、
 市民団体のメンバーらが反対する行動を展開した。

 傍聴していた埼玉県新座市の谷森桜子さん(60)は「六十年守ってきた憲法を一気に変えよう
 とするのか。世界に誇る九条がなくなってしまうのではないかと怒りを感じます」と憤った。
 また国会前では、労働組合や市民団体のメンバーら数百人が法案成立に反対。
 「国民投票法案粉砕」「九条改憲を許さない」などとシュプレヒコールを繰り返した。

 憲法調査特別委員会の委員として議論してきた仁比聡平氏(共産)は「憲法違反の
 指摘もあるのに、採決に踏み切ったのは問題。重大な汚点」と憤慨。近藤正道氏
 (社民)も「最重要法案なのに、こんな形で審議を打ち切るのは納得できない。問題点が
 浮上しており、議論を続けなければいけない」と不満をぶちまけた。

 法整備には基本的に前向きで、法案の修正を求めていた民主党。大久保勉氏は
 「最初からXデーが決まっていて、与党は強硬だった。形式的要件は整えたが、内容が
 評価に値するものかは疑問」と与党の対応を批判。
 一方、与党は「審議を尽くした」と胸を張った。山本順三氏(自民)は「与野党間の論点の
 差はすべて埋められないが、議会制民主主義にのっとった手続きだった」と強調。
 沢雄二氏(公明)は「問題点も出尽くした。(憲法改正までに)細部を詰めなくては
 いけないが、憲法で規定されている権利がようやく国民に戻った」と話した。
 http://www.chugoku-np....40246.html

※画像:抗議する人々
 http://www.asahi.com/p...140124.jpg
 http://www.asahi.com/p...140126.jpg

※前:http://news22.2ch.net/...179148500/

【国民投票法成立】 「世界に誇る9条がなくなる!」「法案粉砕!」「許さない!」と市民団体ら怒り★5 * c

around around

素で疑問なんですがこの人たちはこんなデモだけやってて本当に支持を得られると思ってるんでしょうか?
思ってるんだとしたら相当深刻な感じでズレてるなぁと思うわけでして、正直主張の中身以前に嫌悪感しか感じないわけですが俺だけ?


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Last-modified: 2007-05-15 (火) 11:50:57 (6199d)