ニュース速報+ / 【ゲンダイ】 選挙の一票の意義を理解できない有権者、日本の有権者は政治意識が低すぎる…統一地方選

1 : エマニエル坊やφ ★ : 2007/04/10(火) 21:02:31 ID:???0
◇この国の選挙は何のため誰のためのものなのか

▼かくて自公独裁政権は永久にご安泰

映画ゴッドファーザーのファミリーのような石原一家が今まで同様これからも国民の税金を食いものにするのは
分かっているが、それでも圧倒的な票差で当選

安倍不人気政権のやりたい放題がきわめて露骨に始まるのが分かっていても悪政への批判を厳しく問わない選挙結果

選挙期間中だけへりくだってお愛想笑い、当選してしまえば威張りくさって金儲けに走るだけの先生方。
国民はドンドン保守化、マスコミは政府与党のPR機関、指揮者を装うデマゴーグの闊歩、
戦前戦中への回帰を狙う安倍政権、国と国民生活はどこへ向かうのか…
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この男、やっぱり反省なんかしていなかった。
3選を果たした石原慎太郎都知事(74)が、傲慢で高飛車な男に逆戻りだ。

選挙期間中は「高額出張費」「都事業への四男の登用」「側近政治」「週2、3日の登庁」など
都政の私物化批判に対し、「説明が足りず反省している」「私の不徳のいたすところ」と、ひたすら“低姿勢”だったが、
勝った途端に「一部メディアに根拠のないバッシングを受けた」「五輪招致の何を見直すんだ!」
「非合法なことは何もしていない!!」と態度を豹変させている。

石原知事は選挙中の謙虚な態度について、「私は選挙参謀の支持に従っただけ」と悪びれた様子もなく、
選挙中の愛想笑いも佐々淳行選対本部長の「とにかくニコニコしてろ」という戦術を守っただけだった。

「石原さんは謙虚になった」「反省している」と信じて一票を投じた有権者も、
「なんだ、少しも変わっていないじゃないか」と裏切られた気分だろう。

だが、選挙期間中だけへりくだって、選挙が終われば威張りくさることぐらい、最初から分かっていたことだ。
>>2以降に続きます。

3 : エマニエル坊やφ ★ : 2007/04/10(火) 21:04:17 ID:???0
>>1続き
この先、反省どころか、さらに傲慢、公私混同が露骨になるのは目に見えている。
典子夫人も度々同伴した税金2億4000万円を使った豪華視察旅行に、四男の55万円全額公費負担の欧州出張、
長男・伸晃との会食の税金での支払い……と、これからも税金をムダ遣いするのは間違いない。
もう二度と選挙に出ないのだから、怖いものなし、余計にやりたい放題だ。

都の職員だって、知事の癇癪を恐れ、いまさら一泊20万円のスイートルームから、都の規定の一泊4万200円の
部屋に変えられないだろう。有権者は最悪の選択をしてしまった。

「都民は石原都政の8年に飽き飽きし、公私混同に呆れ、変革を求めていたはず。都知事選は4年に1回、
都民の意思を示すまたとない機会だった。ところが、たった2週間の選挙期間で、石原都知事の反省ポーズに
『石原さんはいい人』『リーダーシップもある』とコロリと騙され、また石原知事を選んでいる。
一体、何を考えているのか、元の木阿弥とはこのことです」(劇作家・松崎菊也氏)

▼自公が大敗していたら政治は激変していたはず

都知事選に限らず、今回の統一地方選は、本当だったら、日本の政治を大きく変えるチャンスだった。
都知事選を筆頭に13の知事選、4つの政令市長選、44道府県議選で自民、公明の与党候補が
次々に敗北すれば、政界に激震が走ったはずだ。

「自民党は統一地方選の結果がどう出るか内心、相当な危機感を持っていました。もし、与党が大きく負け越したら
『安倍首相では参院選は戦えない』と一気に安倍批判が吹き出した。
とくに北海道や福岡といった地方の知事選で敗北したら、『格差問題』で火が付いて自民党は
根本から政策の見直しを迫られたはずです」(政治評論家・山口朝雄氏)

実際、安倍内閣の低支持率を考えれば、与党が大敗する可能性はゼロじゃなかった。
全国各地で東国原英夫知事が誕生したような波乱が起きてもおかしくなかった。

ところが、結果はどうだったか。まったく波乱なし。13知事選に立った9人の現職は全員、楽々当選である。
公明党は候補者が全員当選という異常事態だ。

>>3以降に続きます。

10 : エマニエル坊やφ ★ : 2007/04/10(火) 21:05:48 ID:???0
>>3続き
選挙戦の後半、世論調査で与党の優勢が分かると、安倍首相はもはや危機感ゼロ。
知事選の行方など気にもしないで「札幌市長選はだいぶ追い上げているようだねぇ」と余裕をかましていたという。

「国民が年金、福祉、雇用に力を入れて欲しいと要望しているのを無視して、安倍首相は改憲や教育に
血道を上げている。支持率が下がっても『支持率のための政治はしない』と開き直っています。
しかし、選挙結果だけは別、さすがに国民の声に耳を傾けざるを得ない。
なのに有権者は結果的に安倍政治にお墨付きを与えているのだから、どうかしています。
これで石原知事同様、ますますやりたい放題になるのは明らかです」(政治評論家・本澤二郎氏)

有権者はせっかくのチャンスをドブに捨てたのも同然だ。

▼選挙の一票の意義を理解できない有権者

有権者がこんな調子では、選挙をやっても意味がない。
日本の有権者は選挙の意義が分かっていないのじゃないか。

この国の選挙は一体、何のため、誰のためにあるのか分かりはしない。

選挙は国民が政治に直接参加する唯一の手段だ。
政治に不満を持っていれば、一票を行使するのが当然。逆に言えば、政治は選挙でしか変えられない。
だから、どこの民主国家でも、時の政権がヒドイ政治をしていれば、有権者はノーを突きつけている。
米国でも中間選挙で共和党を惨敗させた。その結果、ブッシュ大統領はネオコン政治を後退させている。

それに比べて日本の有権者は政治意識が低すぎる。

「国民は松岡農水相の疑惑に怒り、将来に不安を覚え、世論調査では内閣の不支持が支持を上回っている。
なのに肝心の選挙になると自民党候補を勝たせてしまうのだから支離滅裂です。
これでは、選挙中だけペコペコし、当選したら威張りくさる政治家が減らないのは当たり前です。
それより何より、どんな悪政をしても、選挙で問われないのでは、選挙を実施する意味がない。
為政者のやりたい放題を許すだけです。」(本澤二郎氏=前出)
(次で終わり)

12 : エマニエル坊やφ ★ : 2007/04/10(火) 21:06:30 ID:???0
>>10つづき (これで最後です)

大マスコミは政府与党のPR機関に成り下がり、国民はドンドン右傾化し、安倍政権は戦前回帰を
狙ってガムシャラになっている。日本は本当におかしくなり始めている。

しかも、有権者は4年間にたった1回しかない選挙さえ生かせない。このままでは、日本は大変なことになる。

ソース:日刊ゲンダイ4月11日号1−2面 (エマニエル坊やがテキスト化)

【ゲンダイ】 選挙の一票の意義を理解できない有権者、日本の有権者は政治意識が低すぎる…統一地方選 * c

一言で言えば「この愚民どもがっ」ってことですか。そうですか。

本澤二郎ってのが聞いた事なかったんでググってみた。
journalist-net:寄稿 歴史の教訓 : 政治評論家 本澤二郎

 米国ABCテレビは穏健派のオルブライト元国務長官を登場させて「米国は2国間協議をすべし」という正論を流していた。対して日本では「死の商人たちは金正日に勲章を上げたい気分だろう」という冗談が飛び交っていた。

 元閣僚が自宅に電話をしてきた。彼は見事な分析をしてくれた。「戦前の軍国主義日本もアメリカによる経済封鎖から日米開戦に突入していった。北の反発は米国の金融制裁にある。そこへと日本が加わってしまった。こうなると北は戦争に突入せざるを得なくなる。これが歴史の教訓だよ」と。

お里が知れますね。


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Last-modified: 2007-04-11 (水) 09:33:10 (6233d)