こんにちは、岩屋たけしです。自民党総裁選が告示されました。もっとたくさんの候補者が出てくれるものと期待していましたが、結果はさにあらず。麻生さんと福田さんの一騎打ちとなりました。
問題なのはその選挙のあり様です。国会開会中に自民党の都合だけで国会を止めてしまっているわけですから、そんなに長く政治空白を作るわけにはいかない。とはいえ、国会議員だけで決めるようなやり方もよくない。議論の結果、当初は19日に予定していた投票日を23日までずらして、その間、各都道府県においてできる限り党員の意思を反映させようということになりました。
(中略)
「安倍総理の退陣の意向を事前に聞いていたのに何もしなかった」などと批判をする向きもあります。麻生さんが総理からその話を切り出されたのは所信表明演説が終わった直後だったそうです。当然のことながら「いま、そんなことをする時期ではないでしょう。テロ特の議論もこれからです。所信表明をやって代表質問前に辞めるなんて尋常ではない。ここは踏ん張ってください」と、このことを誰にも言わずに強く慰留をし続けたものの、とうとう最後まで総理の決意は変わらなかったという経緯だと聞いています。
これまた、麻生さん一人の責任でしょうか。そもそも前回の総裁選で安倍さんの人気を当てにして一早く勝ち馬に乗ろうと押しかけていったのは誰誰だったのでしょうか。麻生さんは敢然と安倍さんと戦い、敗れ、そして請われて潔く今日まで支えてきたのです。自分達の責任はケロリと忘れ、今回もまた「ポジション取り」のために前回以上の勢いで勝ち馬めがけて突進している各派閥の姿は誠に見苦しいと言わなければなりません。
麻生グループを除くすべての派閥が候補者の所信も政策も聞かないで福田さんの推薦を決めてしまったのですから、普通なら、選挙は終わったも同然なのでしょう。しかし、麻生さんは決して引き下がることはありません。そんなことをしたら、自民党はまさしく崩壊してしまいます。ここは「麻生さんの戦いこそが自民党を救う」という状況になりました。政策論争は今日、始まったばかり。明日には初めての立会い演説会も開催されます。選挙はこれからが本番です。麻生さんと一緒に、最後まで断固戦い抜き、派閥談合選挙を打ちやぶり、党員、国民の支持を得て、自民党を再生させていきたいと決意しています。
たけしの国会日記:「派閥足し算選挙」と頑固戦います!

大変すばらしい正論だと思います。
岩屋議員といえば公式サイトに上げられている外務副大臣としてのベナン訪問に関するレポートも大変素晴らしい文章です。
ゾマホン氏の祖国 たけしの忙中閑話@Takeshi Iwaya on WEB
ぜひ一読を。