米韓会談:北朝鮮対応で根本的違い鮮明に 制裁強化と融和
 【ワシントン笠原敏彦】ブッシュ米大統領と盧武鉉・韓国大統領は14日のホワイトハウスでの会談で、北朝鮮核問題の6カ国協議を通した平和的解決を目指すことを再確認した。しかし、盧大統領は会談後の会見で「南北関係を傷つけることは望まない」と述べて追加制裁には反対の見解を示した。7月のミサイル発射を受けて北朝鮮への制裁強化を目指す米国との立場の違いが露呈した。
米韓会談:北朝鮮対応で根本的違い鮮明に 制裁強化と融和??アジア:MSN毎日インタラクティブ

これはもうだめかもしれんね。
さようなら酋長。爆笑をありがとう(ワラ

 ブッシュ大統領は会見で「金正日(総書記)は孤立よりも良い道があることを理解すべきだ。彼の6カ国協議への復帰拒否により(北朝鮮を除く)5カ国の同盟は強化された」と関係国の団結を強調した。これに対して、盧大統領は制裁強化問題について「6カ国協議の失敗の可能性を考える時ではない」と指摘し、追加制裁の検討は時期尚早との考えを示した。

ブッシュが主張してるのは6カ国協議に参加させるための第一歩として経済制裁を行うっつー話なのにその回答として「6カ国協議の失敗の可能性を考える時ではない」ってのはさすがどうかと。
失敗とか成功以前に協議に参加してねーっつの。

 今回首脳会談の重要な目的は「米韓関係の悪化が指摘される中で両首脳が関係の良好さを内外にアピールする」(米議会筋)ことだった。このため、会談では両国間の対立要因である北朝鮮への制裁強化問題などについては当初から協議の対象から外された。
 会見では両首脳ともシナリオ通りに「強固な米韓同盟」を強調した。しかし、盧大統領は質問を受ける形で「韓国には米国の追加制裁が6カ国協議の成功の機会をそぐのではないかとの懸念がある」と口にした。また、ミサイル発射後に北朝鮮への食糧・肥料の援助停止を行ったことで国連安保理非難決議の義務を履行したとの立場も示し、韓国は追加制裁には応じない姿勢を示唆した。
 両首脳の会談は今回で6度目。ブッシュ大統領が会見で一度も盧大統領の名前を呼ばなかったことが、両者の冷えた関係を象徴した。
毎日新聞 2006年9月15日 11時58分 (最終更新時間 9月15日 13時54分)

終わったな。