靖国参拝 耳をふさぎ、目を閉ざし
 終戦記念日の朝早く、小泉首相が靖国神社に参拝した。
 これまで5回の参拝はいずれも、自民党総裁選で公約していた8月15日を避けた。その理由を首相は「再び内外に不安や警戒を抱かせることは私の意に反する」と説明してきた。
 それが今回は「15日を避けても、いつも批判、反発し、この問題を大きく取り上げようとする勢力は変わらない。いつ行っても同じだ」と開き直った。ぶれないことが売り物の首相にしては大ぶれ、まさに支離滅裂である。
8/16の社説@asahi.com

過去5年間に日程が前後した理由についてはgoriさんの意見を推したい

今になって振り返れば、今までの参拝はずっと中国(及びその尻馬に乗る韓国)に誠実に向き合い日本人の心の問題を理解してもらう為の譲歩に次ぐ譲歩だったんだよな。
2001年 周囲の反対や説得に耳を傾け8月15日を避けて8月13日に参拝。
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2002年 8月を避けて4月の春季例大祭のタイミングに参拝
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2003年 靖国神社の行事が行われていない1月14日に参拝
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2004年 日本の風習である元旦の初詣のタイミングに参拝
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2005年 平服で本殿に昇殿もせずポケットから取り出した小銭を賽銭箱に投げ入れるという、極めてカジュアルな形式で参拝
毎年こうやって段階的に宗教色や公式色を薄めることで靖国参拝に反発する勢力、それは中国韓国のみならずマスコミを筆頭とする国内反日勢力にも出来る限りの譲歩をして理解を求めてたんだよね。特に2005年の参拝形式は小泉総理にとって屈辱に近い最大限の譲歩だったと思うよ。
Irregular Expression: 小泉総理の終戦記念日靖国参拝が炙り出したもの

それはともかく。

首相はきのう、参拝反対論にこう反論した。「突き詰めれば中国、韓国が不快に思うことはやるなということだ」
 首相の目には、日本国内にある反対の広がりが見えないのだろうか。
 朝日新聞の7月の世論調査では、参拝反対が57%で、賛成の2倍に達した。新聞も大半の全国紙、地方紙が反対の立場だ。自民党内ですら、歴代首相ら重鎮の多くをはじめ、反対論や慎重論を唱える人は少なくない。連立パートナーの公明党は明確に反対している。
 首相は、こうした声をすべて中国や韓国に媚(こ)びる勢力とでも言うつもりなのだろうか。「いつも批判する勢力」と切り捨てようというのか。

ちょっと涙目ですwwww
つかメディアが発表する世論調査なんてマジシャンの「タネも仕掛けもありません」ぐらい信用できねーっつの。