3 : ◆Robo.gBH9M <b>@ロボ : 2008/05/01(木) 16:58:48 ID:???






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>>2の続き
私はポークカツカレーとチキンカツカレーの2つを注文した。もちろん、ジャーナリストとしての
使命感からだ。

ゴーゴーカレーのカレールーは、東京で一番というほどではないが、上位の部類に入る味だ。
熱々で甘くて風味にあふれ、クリーミーで豊かな味がする。

「僕は日本のカレーを食べたことがあると思っていたけど、間違いだったみたいだ」。翌日、昼食に
ゴーゴーカレーへ連れて行くと、『ワイアード』誌の記者Clive Thompson氏はこう言った(もちろん、
私はその日もゴーゴーカレーへ昼食を食べに行ったのだ)。

水曜日の昼時、こちらに住む日本人と思しき客たちで店は満席だった。

こうした日本人たちも、カレーを愛する――おそらくは私以上に――人々だということを理解しなくては
ならない。カレーライスは日本人のソウルフードだ。米国の子どもたちがマカロニチーズをガツガツ
食べるように、日本の子どもたちはカレーライスをガツガツ食べる。

以前に東京で見た看板によると、平均的な日本人はラーメンを週に1回食べるが、カレーは週に
4回食べるらしい。だからゴーゴーカレーが、この心なごむ定番料理を、おおむね日本人が母国で
慣れ親しんでいるのと同じやり方で提供する米国初の店舗だという事実を、米国在住の日本人が
見過ごすはずもない。

この日本を代表する料理が、米国指折りの多文化地域でも大人気になっていないのは本当に
不思議な話だ。しかしあるいは、それほど不思議ではないのかもしれない。大都市圏に住む
人々の多くは、タイ風カレーやインドカレーを食べたことがあっても、週に4回も食べたりはしない。
彼らは日本のカレーが、それらの国のカレーとは全く違う、別の料理であることがわからないだろう。

いったいどうすれば、昼食に茶色いドロドロした料理を食べる気持ちを米国人に起こさせることが
できるだろう? 私の経験では、無理やり食べさせるしかない。

Thompson氏はとても気に入った。私はこれまで、多くの友人や一緒に日本を訪れた人々に、
私と一緒にカレー専門店に行ってカレーを食べてみるよう勧めてきたが、その結果、私がこれほど
カレーを愛する理由をたちまちはっきりと理解しなかった人は、ただの1人もいない。

だから、ニューヨーカーの皆さんに言いたい。私が日本のカレーの中毒になっている理由を
知るためだけでも、ぜひゴーゴーカレーを訪れてほしい。最高に便利のいいイーストビレッジにも
2号店がある。

ゴーゴーカレーが提供するおいしい日本の代表的料理を食べて、サンフランシスコにも支店が
オープンするまで、店の利益に貢献し続けてほしい。サンフランシスコ店がオープンすれば、
私はきっと、店の稼働率を格段に上げるほどに通いつめるだろう。

−以上−

【米国】「日本のカレーライス」を偏愛する記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』 [5/1] * c

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