1 : 力士 ◆RiKiCQzWKY <b>@力 : 2008/02/27(水) 04:08:49 ID:???
★世界の大富豪に学ぶ!お金と愛情の成功哲学
マダム・ホー Madam Grace Ho(投資家/マダム・ホーのハピネス(R)バランス研究所代表)

■社長が身を粉にして働くのが「美徳」なのは日本だけ

ある国の元大臣だった老紳士から、指導者についてのお話を伺いました。そのかたのお話では、老子によると
リーダーには3タイプがあるそうです。

三流のリーダーは、「私に従わないと殺すぞ」または「クビにするぞ」と相手に恐怖を植え付け、暴力によって
力ずくで従わせる指導者。二流のリーダーは「ウチの社長は人格者だ」「我がリーダーはすごい!」と銅像や
肖像画を従業員が毎日仰ぐほどのカリスマ的指導者。では、一流のリーダーはというと、部下や仲間が「この
プロジェクトは自分達で達成した」と感じることができる、「空気のような存在」の指導者だそうです。

私はてっきり、皆から敬い親しまれる「カリスマ的指導者」が一番だと思っていたからです。さすが、中国古典の
教えには深いものがあります。先ほどもお話ししたタオイズム(=道教、老荘思想)も「陽より陰が大切」と説いて
おり、それは「目に見えるものより、見えないもののほうが大切である」という意味です。ということは、一流の
リーダーとは、部下の意欲を高め、彼らが自ら率先して仕事にとりかかるように指導する「空気のような存在」
がよいのかもしれません。

このように東南アジアのできる男達は、「三国志」や論語を勉強しているようです。これは「歴史は繰り返す」ということ、
また、「時代は変わっても人は変わらない」という考えが根底にあるからかもしれません。知り合いの華僑財閥の
オーナーは、中国語が読めない華僑役員達に「三国志」をDVDでもよいから見るように奨励しています。

また、聞くところによると、美智子皇后様は、現皇太子殿下の「帝王学」の一環として、殿下が幼稚園の頃より中国古典
を大学教授について学習するようになさったそうです。一方の皇室の歴史は、高校になってから学ばれたそうですので、
やはり、人の上に立つ一流の指導者になるためには、中国古典が必要なのでしょう。

では、中国系ではない世界のできる男達は何を読むのでしょうか?
世界第1位のベストセラーが何かご存知でしょうか?

それは、キリスト教の聖書です。非アジア系のできる男達は、子供の頃から聖書を読み、大昔からの人間、親子関係、
指導者、罪人などの物語にふれているのです。「歴史は繰り返す」のですから、文化や宗教、思想に関係なく、中国
古典や聖書、日本史や世界史に親しむことをお勧めします。(つづく)

(ダイヤモンド・オンライン 2008年02月27日)
http://diamond.jp/seri...ire/10007/

【コラム】社長が身を粉にして働くのが「美徳」なのは日本だけ〜中国古典に学ぶ東南アジアのお金持ち「02/27] * c

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