3 : 名刺は切らしておりまして : 2008/03/24(月) 00:44:48 ID:K4xNkSHg
電通乙

4 : かくしおまコンφ ★ : 2008/03/24(月) 00:45:25 ID:??? BE:553322063-2BP(1122)
>>1のつづき)
・体験型生かす

 こうした人気を背景に、トヨタ自動車、東芝、富士通などが次々に店などを出している。新しい
広告宣伝媒体や市場調査の場として活用する狙いがあり、参入企業は約200社にのぼるという。

 サントリーは07年9月、セカンドライフ内に清涼飲料や酒類を販売する「サントリー アイランド 
サンクチュアリ」を設けた。自動販売機などで、リンデンドルを使って「ペプシネックス」や
「ザ・プレミアム・モルツ」などを購入できる。将来の市場調査活動の研究、ノウハウの蓄積が目的という。

 江崎グリコも2月4日から3月14日までの期間限定で、「Pockyお菓子の家」を設置した。人気バンド
「オレスカバンド」のライブコンサートや花火大会などのイベントを開催し、「ライブコンサートなどの
イベントでは人が実際に集まり、新しい広告媒体になる可能性もある」(広報)と説明する。

 トヨタ自動車は、セカンドライフ内で新車に試乗できる仕組みを取り入れた。

 アイドルの分身を登場させてサイン会などを開き、番組宣伝やファンの拡大を狙うテレビ局、
投資商品などを紹介する仮想店舗を設けた証券会社も出ている。

 このほか、オフィスの雰囲気をゲームで体験できたり、企業の採用担当者に質問したりと、就職活動を
味わえる「テーマパーク」を設ける動きもある。

 仮想空間なので、あらゆることを体験、試すことができる。そんなセカンドライフならではの特色を
生かそうと、様々な業種が続々と集まっている。

 参入の効果はどうか。

 サントリーの担当者は「島内でプレゼントキャンペーンや宝探しゲームなどの販促活動を展開し、
コアユーザーを中心に好評」と話す。年間6万人の来場が目標だ。

 企業以外の参入も増えている。三重県伊賀市の伊賀上野観光協会は、仮想空間で忍法を取得できるという
「Ninja Iga」を2月に開設した。北海道旭川市、宮城県などの自治体も、観光地や特産品などのPRに
セカンドライフを活用している。

・手軽さ魅力

 経済的側面からセカンドライフを分析している東洋経済新報社の担当者は、相次ぐ企業の参入について
「数十万円から参入することができる手軽さや人が実際に集まり、ナマの反応を確かめることができるのが
大きい」と話す。

 関連ビジネスも盛んだ。

 IT会社のマグスル(東京)は、参入企業を支援する事業に取り組んでいる。同社の新谷卓也社長は
「セカンドライフの利用者は、平均年齢が33歳、月に1時間以上楽しむ人が増えている。例えば、家に
居ながらにして、ライブコンサートに参加して臨場感を味わえる。直接参加するイベントで、ネットと現実の
距離の壁を取り払う新たな媒体として進化するのではないか」と話す。(>>3-5につづく)

5 : かくしおまコンφ ★ : 2008/03/24(月) 00:45:49 ID:??? BE:922203656-2BP(1122)
>>4のつづき)
・健全性維持に課題

 急速に普及するネットビジネスをめぐっては、様々な問題点が浮かんでいる。

 セカンドライフについても、仮想通貨を換金できるので、「詐欺などの不正が起きるのではないか」などの
指摘が強まった。
 こうした事情を踏まえ、セカンドライフ内では2007年7月、ギャンブルが禁止された。さらに同12月には
資格のない利用者による利子を取るなどの銀行業務が禁じられた。

 規制を強めることで、利用の伸び悩みにつながるとの見方もあるが、関係者は「セカンドライフの魅力は、
ライブ感など別のところにある。犯罪などの恐れが減り、普及に弾みがつく」(IT会社のマグスルの新谷卓也社長)と
期待する。普及の動きとともに、健全性をいかに保つかも今後の焦点となる。

(了)

【ネット】セカンドライフ:参入ラッシュ 仮想空間で宣伝、市場調査・すでに200社、自治体も[08/03/20] * c

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