2 : 出世ウホφ ★ : 2007/11/26(月) 22:24:34 ID:???0
前回の比例名簿順位が下位の当選者は、仮に比例単独が認められても当選はおぼつかない。
選対幹部は小選挙区への転出を促しており、杉村太蔵氏(南関東ブロック35位)が北海道1区、
鈴木馨祐氏(同34位)が神奈川7区で有力となっているほか、大塚拓氏(東京ブロック29位)は
東京5区に意欲を示す。ただ、前回衆院選で大勝したあおりで空白区は残り15小選挙区しかない。
前回、東京ブロック27位で滑り込んだ安井潤一郎氏は「我々を落として、従来の政治のプロと
世襲議員だけに任せれば、自民党は国民から信頼されない」と処遇を求めるが、認められそうもない。

◇「刺客」にも危機感
また、郵政民営化に造反、小選挙区で当選し復党した議員が比例代表で復活した「刺客」の当選1回組と
ぶつかる4小選挙区の公認調整も厳しい。復党組の野田聖子元郵政相と佐藤ゆかり氏が争う
岐阜1区では23日、自民党岐阜市支部の会合が開かれ両氏が出席した。玉田和浩市連会長は
「片方を殺して片方を生かすことはできない。(佐藤氏の転出を)党本部がするなら、
1区で議席を守るのは難しい」と、党本部のトップダウンによる決定をけん制したが、
実際には県連内の調整は困難とみられる。
菅氏は4小選挙区について「どちらも自分が一番だと思っている。客観的な数字を示さないといけない」と、
党独自の世論調査などを調整の基準とする考えを示唆。これまでの調査では知名度、
組織力ともに勝る復党組優位の選挙区が多いという。「チルドレン」の一人は
「若さや将来性を考慮して育ててほしい」と復党組の高齢批判を展開したり
「現在の小選挙区支部長は前回公認された私だ」と筋論を訴えるなど懸命だが、
前回、小選挙区を制した復党組は公認への自信を深めている。仮に分裂選挙になれば
民主党が「漁夫の利」を得る展開も予想されるだけに、
執行部も綱渡りの調整を強いられそうだ。【野口武則】 (終わり)

【政治】小泉チルドレン、次期衆院選で逆風「我々は使い捨てか」 * c

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