1 : ククリφ ★ : 2007/07/30(月) 15:59:21 ID:???0 BE:71343623-DIA(150000)
 自民党惨敗で大きな打撃を受けた派閥が津島派だ。改選前に35人の参院最大勢力だった津島派では
21人が改選期にあたり、引退した6人を除く現職15人が挑んだが、当選者はわずか2人。非改選議員は
14人で、新人議員の加入があっても20人程度にとどまる見通しだ。

 参院津島派は1人区をはじめとする地方と、業界団体を足場にした議員が多く、「自民党をぶっ壊す」と叫んだ
小泉純一郎前首相の改革の波にのまれたところに、党への逆風も襲いかかった。選挙区で出馬した10人のうち
1人区で戦った9人は、片山虎之助参院幹事長ら全員が落選。当選したのは2人区の長野から出た吉田博美氏のみ
だった。比例の5人も当選したのは日本遺族会の支援を受ける尾辻秀久元厚生労働相1人にとどまり、日本医師会に
支えられた武見敬三副厚労相も落選した。

 改選前の参院津島派は参院自民党の3分の1を占め、青木幹雄参院議員会長の力の源泉ともなっていた。
参院自民党の「青木王国」化は、92年の旧竹下派分裂の際、青木氏が竹下登元首相の意を受けて、
参院竹下派の大部分を小渕恵三元首相支持にまとめたことに起因する。

 青木氏は参院幹事長、官房長官(小渕、森内閣)、参院議員会長と歴任するにつれ、参院自民党を掌中におさめた。
小泉氏でさえ首相時代、組閣の際には参院からの人事推薦については青木氏に委ねたほどの勢威を振るったが、
安倍晋三首相になって、参院選の候補選定などを巡り首相と青木氏はしばしば対立した。青木氏も「首相の周囲が
よくない。参院選に閣僚のエラーが直撃した」と首相の責任を口にすることも多かった。

>>2以降に続く

ソース:
http://www.mainichi-ms...9000c.html

【政治】参議院、自民党津島派壊滅状態で「青木王国」崩壊 首相出身派閥の町村派が第一派閥に [07/30] * c

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