9 : 名無しさん@八周年 : 2007/06/07(木) 02:24:40 ID:IN1uakKD0
ある種の市民団体の監視は必要だとは思うけど、今の法律下ではやっちゃダメだな。
詳しい内容が分からないので、一般論しか書けないけど。

国(行政)はね、必要だったらなんでも出来るって訳じゃない。
自衛隊を含めたすべての役所は、国民に委託されて、国民の税金で運営される機関だから、
国会が作る法律によって定められた事しか出来ないことになってる。
(法律による行政の原理)
それに、法律が想定していないことをお役所が始めると、それを規制する法律も無い
(もともと法律上、有るはず無いことだから)から、際限が無くなっちゃうんだよね。
結局、国民にとって、お役所が何をやり出すか分からなくなる。
これは恐いよ。

もし、必要な事なら現場の判断でなんでも出来るとすると、例えば
国税庁が「税金が充分集まらなかったので、自分でサラ金を経営して、
税金を増やして国庫に収めます!」とか、
あるいは、犯罪捜査のためにどうしても必要だからって事で、警察がこっそり
怪しい奴の家に夜侵入して、情報を集めたりって事だって出来るようになっちゃうわけさ。

必要なことなら、ちゃんと国会で法律を作って、それに従って(正しい手続で)
行えば良いんだ。それ無しにやったとしたら、それはいわゆる独断専行なんだよね。


【政治】 「自衛隊、実は“市民団体”を監視していた」暴露で、防衛省「これから大騒ぎに」…広がる動揺★8 * c

トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS