159 : 日出づる処の名無し : 2007/04/06(金) 02:03:35 ID:qKLgWwSp
雑談になってしまうが。
今回の徳間文庫、特に後ろの付録を読んでいて思ったこと。
こんな風に、演説が注目される政治家って、そんなにいないんじゃないだろうか。
たとえば、こないだの25年永年勤続の演説、たしかにそれ自体がすごく面白い演説なのは事実なんだけど、
太郎じゃない人が、同じように面白い演説をしたとしても、今回みたいにはさまざまな場所ではとりあげられなかっただろう。
>小泉元首相とか、そういうレベルはおいといて。

たとえば、首相の演説というのはもちろん注目されるだろうけど、いついつの演説は面白かったとか、そんなふうな
視点では注目されないのが普通じゃないか。
いや、麻生ファンだから濃いサイトばかり目に入るという部分はあるだろうけど、支持では圧倒的なはずの、安倍さんの
演説(コメントでなくて演説)などがあまりとりあげられなかったというあたり、政治家の演説という以上のなにか、
訴えるものがあるような気がする。
本に「伝説」なんて書かれてしまうアキバ演説以来、麻生太郎の演説は面白いということは一般に浸透しはじめて、
だからこそ演説が注目されやすくなってることはあるだろう。
鶏が先か卵が先かの話になってしまうけれど、演説が面白いからこそ注目され、注目された演説がまた面白いから
さらに注目されるという、いい意味でのスパイラルになっているのかな。

改めて読んでみると、やっぱり面白いよ。
ポジティブで明確なメッセージ、なにより、非常にわかりやすいたとえの多用。
ひくつにならず、自信過剰にならず、等身大であれ、そんなメッセージが伝わってくる。
日本はすごいんだ、ばっかりはどうかみたいな論調も見るけど、それだけ、今の日本が卑屈だってこと
なんじゃないかなあ。


【で】麻生太郎研究第62弾【北朝鮮問題なんだが】 * c

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