1 : 鉄火巻φ ★ : 2008/05/20(火) 22:54:40 ID:???
2008年5月20日(火)
強制連行の中国人を墨絵で表現
龍谷大で展覧会

 戦時中に北海道に強制連行され、重労働に従事させられた中国人の姿を
描く札幌市在住の画家志村墨然人(ぼくねんじん)さん(85)の墨絵展
「墨描(すみがき)・中国人強制連行の図」が21日、京都市伏見区の
龍谷大深草学舎学友会館で始まる。中国人収容所の管理人だった志村さんの
描く惨状が風化しつつある戦争の歴史を伝えている。

 日中問題に取り組む団体や個人でつくる実行委員会が開く。志村さんは
1945年に北海道・積丹半島西南部の発足村(現共和町)の鉱山に
鹿島組(現鹿島建設)の事務員として勤務し、劣悪な状況下の約200人の
中国人を見た。体験を語ることはなかったが、現場が原子力発電所の
候補地に選ばれるなどして「歴史が跡形もなくなるのではないか」という
思いにかられ、十数年前から墨絵を描き始めた。

 会場には縦1・7メートル、横3・6メートルの大作など18枚が
展示される。こん棒を持った見張り番の監視下で、4、50キロの土砂や
岩石を2人で担がされる労働や塩味だけがついた吸い物の食事、逃亡を
図って連れ戻され拷問を受ける様子などが、墨の濃淡で細かに描かれている。

 志村さんは「絶対に忘れることのできない記憶だ。2度と戦争は
起こしてほしくない」と話す。
 24日まで。入場は無料。問い合わせは龍谷大田中宏研究室。

京都新聞
http://www.kyoto-np.co...p;area=K00
強制労働に従事する中国人を描いた志村さんの墨絵(京都市伏見区・龍谷大)
http://www.kyoto-np.co...000188.jpg
※電話番号省略

【国内】強制連行の中国人を墨絵で表現 龍谷大で展覧会(画像あり) [05/20] * c

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