1 : 諸君、帰ってきたで?φ ★ : 2008/04/21(月) 08:21:22 ID:???
 都心を流れる川の復元工事が1カ月後に迫っているのに、交通規制や店舗の立ち退き問題が解決しない。「着工式は難しい
ようです。何日も残っていないではありませんか」。そう言う市の幹部を市長が叱責(しっせき)する。「その何日間かにたくさんの
仕事ができるというのに、何日かしかないというのですか」

 ▲韓国の李明博(イミョンバク)大統領のソウル市長時代最大の業績は、下水道同然になっていた清渓川(チョンゲチョン)の
清流を復活させた事業だ。その記録を自らつづった「都市伝説 ソウル大改造」には、できない理由を並べ立てる役人の発想を
転換させるシーンが何度も出てくる

 ▲李大統領は先の総選挙でも勝利し、行動力を発揮しやすい態勢を整えた。15日からは米日歴訪の旅を続けている。
「実用外交」を掲げ、多くの経済人を同行してニューヨークと東京で投資説明会を開くのも、企業経営者出身のトップらしい

 ▲外遊の締めくくりとなる今日は、福田康夫首相と会談する。2月の大統領就任式での初会談に次いで2回目だ。前政権で
途絶えていた首脳が相手国を相互に訪問する「シャトル外交」が定着すれば、友好ムードも高まる

 ▲だが、李大統領は「ソウル大改造」で、東京・日本橋の首都高速道路の地下化がなかなか進まないことを挙げ、「日本は
決して21世紀の先進国とはなり得ない」と辛口の指摘をしている。祝賀のための初会談とは違い、ずばりと切り込んでくる場面
があるかもしれない

 ▲信頼関係を築くには、相手の耳の痛い話をすることも必要だ。このところ支持率が低迷する福田首相だが、首脳会談では
本音で渡り合い、新たな日韓関係を切り開く決意で臨んでもらいたい。

ソース(毎日新聞・余録) http://mainichi.pheedo...d659680e97

【論説】「日本は決して21世紀の先進国とはなり得ない」…“日本橋復活”進まぬ日本に辛口の指摘、「ソウル大改造」李明博大統領[4/21] * c

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