1 : ケツすべりφ ★ : 2008/04/04(金) 19:34:23 ID:???
1980年代に、京畿道東豆川市に駐屯していた米軍2師団72戦車部隊は、
すべての軍用トラックの後部ドアを常に開けっ放しにしていた。
大隊長は「韓国はいつ戦争が起きてもおかしくない危険地帯だから、
いつでも戦闘準備が整っていなければならない」と兵士の緊張をうながした。


米軍部隊では、時折休日でも外出が禁じられることから、兵士たちの間では
「韓国での勤務は地獄」とのうわさまで飛び交っている。ほとんどの兵士が家族
を離れ、一人で韓国へやって来ているため、勤務期間の1年が終わればためら
うことなく本国へと帰国する。


在韓米軍2万8500人のうち、家族を連れて来ている兵士は10%にも満たな
い。原則として漢江より北側地域で勤務する場合、家族同伴を認めていな
いためだ。しかし、命令に絶対服従する軍人だからといって、何も一人で生活
することの寂しさを感じないわけではない。そこで、一部の米軍兵士の家族たち
は、個人的に渡航費をまかない、韓国を訪れ、米軍部隊の近くに家を借りて
いる。歴代の在韓米軍司令官たちは、こうした事実を考慮し、非公式的に基
地内での教育や医療サービスを提供してきた。


米軍兵士3万人が駐屯する沖縄には、米軍兵士の家族が2万500人も暮らし
ている。部隊内には「ハイタワー」と呼ばれる高層マンションや、将校専用住宅、
子どものいない夫婦向けの専用住宅、学校や医療施設なども整っている。
勤務期間は、家族を同伴すれば3年、一人なら2年だ。ドイツの米軍兵士たち
も家族同伴の場合は3年勤務が義務付けられている。
ヨーロッパに駐屯する米軍兵士たちは、既婚者の約70%が家族と共に暮し、
生活の安定を求めているという。


バーウェル・ベル在韓米軍司令官は昨日、「われわれも本国から家族たちを
呼ぶ時代になったと感じている。家族同伴の場合は3年勤務する方向で検討
している」と述べた。「冷戦時代にヨーロッパに駐屯していた米軍は、ソ連軍と対
峙しながらも家族と共に暮していた。だから韓国でも決して無理なことではないと
思う」というのだ。韓国戦争(朝鮮戦争)以来、米軍部隊が韓国に駐屯する
場合、休戦ライン付近となることが多かったため、昔から最も危険な地域として
考えられてきた。しかし、米軍部隊が漢江よりも南に再配置されるのを皮切りに、
韓半島(朝鮮半島)情勢は大きく変化しようとしている。


ベル司令官は「1年の勤務では、地域社会との交流もできずに帰っていくことに
なってしまう。家族と共に正常な生活を送ってこそ、生活の質も向上し、韓国人
との深い友情関係も築き上げることができる」と話した。
また、韓国に家族がいるということは、韓国人にとっても意義深いことだ。
両国関係を考える際に、米国と米軍が韓国をさらに重要視するきっかけとなる
のだ。「孫娘の安全に脅威を与えると思われる案件については、一切妥協しない」。
つい先日、韓国の子どもを孫娘として養子に迎えたベル司令官の言葉からは、
いつになく重みが感じられた。
http://www.chosunonlin...0404000061

【朝鮮日報】在韓米軍にとって韓国勤務は地獄?[04/04] * c

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