312 : 名刺は切らしておりまして : 2007/11/28(水) 21:48:03 ID:9xrWrUR8
なんでエンジニアが大事にされないかって?教えてやるよ。

精神障害、人格障害の中でももっとも社会的にみて問題が多いとされる、
「反社会性人格障害」というのが、技術者に多いとされているから。ずばりこれ。
これが決め手だよ。

反社会性人格障害というのは、統合失調症と
同列に扱われるほど、社会的に問題のある存在のように扱われている。

人格障害、近年はパーソナリティ障害といわれることもあるが、
ほとんどは、本人が望む限り、医療行為による治療の対象になっている。
しかし、この反社会性人格障害だけは、
「異常ではあるが病気ではない」と基本的に判断される為、
当然病気でないのだから、治療は不要。
本人が自覚しさえすれば、自ずから人格を矯正できるはずだ、ということである。

まあ、くだいた言い方をするならば、「社会を巻き込むほどの相当なはねっかえり」
ということである。社会のルールに従わず、自らの能力、技量、考えを
どこまでも押し通そうとするから、得意とする技術等は身につけることはできるが、
企業にしてみれば、そのような人物に、高い報酬を支払うと、
もし後々その余裕から出る金銭を悪用して犯罪を行うなどとなった場合、
(例えば、売春や、麻薬取引などに手を出す可能性だってあり得る。)
経歴を調べられて、マスコミを伝った場合、企業のイメージダウンに繋がるわけよ。

倫理観がなくても、それなりの形だけの体裁でもととのえた技術だけはある者がいれば
企業は人手欲しさにそのような人でも雇う場合がある。しかし、高い報酬を支払って
その人生に余裕持たせるのは、社会的にみて当然危険というわけ。

反社会性人格障害者は、往々にして、成長過程で、それなりの社会的マナーを
身につけてる場合があるから、人格の矯正がなされていなくても、第三者が
見ても、一見普通の人に見える場合がある。技術者でなければ、企業で雇う場合、
人あたりその他が重視される場合が多いから人格を問うことがほぼ絶対だが、
技術者は、技術さえあれば、寧ろいくら人格がよくても技術がなければだめなのだから、
人格どうこうを問うよりも、技術のあるなしが問われる。結果的に
企業が技術者を雇った場合、反社会性人格障害者を雇ってしまったとしても、
それなりの期間を置かなければ見分けるのは困難であるとともに、期間が経過する
ことで、表面上企業に馴染んでしまって、ますます見分けにくくなることがある。
いちいち人格を見分けるのに手間を割くぐらいなら、もっとも安全な策である、
給与を下げることで、企業として防衛を図るのが得策というわけであろう。


【IT】空前の人材不足でもエンジニアが大事にされないのはなぜか[07/11/27] * c

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