1 : 早よ説教部屋に来栖川芹香 m9( ゚д゚) → ネットナンパ師φ ★ : 2008/05/29(木) 02:02:47 ID:???0

(略)これまでパソコンに内蔵した地デジチューナーはあったが、単体のカードは販売できな
かったのだ。(略)それは「地デジの映像をパソコンで処理すると、コピーフリーになってしまう」
というARIB(電波産業会)の主張による。ARIBは、「地デジのデータが通るパソコン内部すべ
てを暗号化する」という高いハードルをクリアーした機器にしか認可を与えなかった。
(略)
しかし、このARIBの目論みは、「フリーオ」の登場で崩れ去った。フリーオは、さまざまな認可
が下りた機器にしか与えられないはずのB-CASカードをほかの機器から流用し、録画時にコ
ピーワンスの印を「コピー禁止」に書き換えるというルールを無視することで、地デジの番組を
コピーフリーで録画できるようにしてしまった。

おまけに2011年7月のアナログ放送停止が迫り、1台でも地デジ受信機を増やさないと放送が
止められなくなってしまう。そういう総務省からの圧力もあって、今ごろカードが「解禁」されたの
だが、(略)地デジチューナーを内蔵した製品を作っているのは国産メーカーだけだ(デルとHP
が出しているのは、日本メーカーからのOEM供給)。マイクロソフトですら、開発開始から2年以
上たっても、Windows VistaにB-CASを内蔵できない。それは彼らに技術力がないからではない。
日本で売るための「審査」に合格できないからだ。

審査と言っても、経産省のやる電機製品の安全性に関する検査ではない。B-CAS(ビーエス・
コンディショナルアクセスシステムズ)なる民間企業が、何の法的根拠もなく、B-CASカード1枚
あたり(推定)3000円の「審査料」をとって審査を行ない、それに合格しないとB-CASカードを取
り付けることができないのだ。(略)しかもARIBの承認を得るためには、参加している放送局や
メーカーを回って全員のOKをとらなければならない。
(略)
おかげで、地デジのテレビを作っている海外メーカーは1社もない。
(略)
このように関税以外の方法で輸入を妨害し、海外メーカーを締め出す仕組みを非関税障壁と呼
ぶ。無料放送を暗号化するという世界に例のないシステム、B-CASの唯一の役割は、今や日
本市場を鎖国し、競争を制限することしかない。 (以下略)http://ascii.jp/elem/0...36/136458/

【地デジ】何の法的根拠もないB-CASなる民間企業により、海外メーカーの締め出し続く…しかし、フリーオの登場でARIBの目論見は崩壊 * c

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