1 : きのこ記者φ ★ : 2008/05/08(木) 08:54:06 ID:???0
福田康夫首相と胡錦濤・中国国家主席が、7日の首脳会談で、
懸案だった東シナ海のガス田開発問題に関し、共同開発をめぐる海域について大筋合意したことが分かった。
複数の日本政府関係者が同日夜、明らかにした。

今後事務レベルで詰めの協議を急ぎ、日中両国政府は早ければ6月にも合意内容の発表にこぎ着けたい考えだ。

ガス田開発問題に関して、福田首相は会談後の記者会見で
「長年の懸案に解決のめどが立った。これは明確に申し上げることができる」と表明。
その上で「今後さらに細目を詰めて、できるだけ早期に合意する」との見通しを示した。
胡主席も「ついに問題解決の前景(展望)が見えてきた」との認識を示した。

ガス田の共同開発について両国政府は、主に対象海域をめぐり対立。
日本側は、日中の海岸線から等距離にある「中間線」をまたぐ海域での開発を提案。
一方、中国側は、沖縄諸島近くまで広がる大陸棚の東端「沖縄トラフ」を日中間の境界線と主張し、
中間線から沖縄トラフにかけてを開発海域に含めるよう主張していた。

これについて、日本政府関係者は7日夜「(首脳会談で)日本の主張に近いところで折り合った」と指摘した。
両国政府は今後の事務レベル協議で、具体的な海域や各ガス田の利益配分などを詰めた上で
早期の基本合意を目指す。

会談で、首相は、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに理解と支持を求め、
主席は「日本の国連における地位と役割を重視し、国際社会でさらに大きな建設的役割を果たすことを望む。
中国のこの問題への積極的態度を感じ取ってほしい」と応じた。

中国製ギョーザ中毒事件に関しては、首相が「人命が失われていた可能性があり、断じてうやむやにはできない」
と真相究明の取り組み継続を要請した。

ソース
http://www.chunichi.co...09483.html

【資源政策】ガス田開発海域で大筋合意…日中首脳会談 [08/05/08] * c

トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS