156 : 名無しさん@八周年 : 2008/04/17(木) 21:05:17 ID:KQvzuCBN0
中二「NASAの計算は間違っている!」ババーン → NASAが正しかった

AFP BB Newsでドイツの13歳の少年が小惑星アポフィスが地球に衝突する確率のNASAの計算違いを指摘し
修正したというニュースが報じられていますが、本家記事によると、どうもNASAの計算の方が正しいようです。
AFPで配信されている記事では、2029年と2036年に地球に接近する小惑星アポフィスが地球に衝突する確率
は1/45,000であるというNASAの計算を、ドイツのNico Marquardt君が1/450と算出し、この答えの方が正しい
ということになっています。

アポフィスは衛星の対地静止軌道より近い距離まで地球に近づくのですが、赤道に対して40°傾斜した面上を
移動するため、アポフィスが赤道面を通過するときは対地静止軌道の外側を通過することになり、対地静止
軌道衛星と衝突が起きる可能性は非常に小さいそうです。また、NASAの「2029年と2036年におけるアポフィス
球衝突を予測(Predicting Apophis' Earth Encounters in 2029 and 2036)」のページには、問い合わせに対する
回答として16日付けで次のようなアップデートが付け加えられています。初回接近時の2029年に「万が一大きな
衛星と高速衝突したとしても、それによって小惑星の位置は7年後(2036年)でも100km単位での変化しかない。
(中略)これは計算上に既に考慮されているノイズ内であるため、小惑星が地球に衝突する最終的な確率には
影響はない」とのことです。

http://slashdot.jp/sci...17/0339256


【宇宙】NASA、13歳少年に計算ミスを突っ込まれるの巻…欧州宇宙機関が小惑星の地球衝突確率で少年の計算が正しいと認める * c

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