577 : 名無しさん@八周年 : 2008/02/23(土) 16:51:45 ID:R8EjREYc0
>>554

わかりやすくいうと(こまかくは、はしょる)、
(1)外国人地方参政権は憲法上保障されている人権ではない
(2)しかし、憲法は外国人地方参政権を禁じているのでもない
(3)つまり、外国人地方参政権を法律で認めることは必ず違憲というわけではない
(4)だから、認めるか認めないか、国会で決めてね
ってこと。在日はひところ(今も?)「最高裁が地方参政権を認めた」って宣伝してたが、
それはまちがい。一方、読売社説も短絡的(ちなみに裁判書にここが傍論って書いてあるわけじゃない)。
(3)がわかりにくいのだとおもうけど、憲法上の人権ではないが、法律で認められている
権利って範疇がある。たとえば、外国人の生活保護受給権は、憲法上の人権じゃない
けど、生活保護法は認めている。
背景には、人権というものに対する憲法の考え方(正確には、憲法はこう考えてるんだろうという
判例通説の考え方)がある。つまり、ものすごくかんたんに言うと、人権を認めるのは、いいことだ、
って考え方。その上に、こまかい議論が積みあがっていくしかけになっている。

要するに、最高裁は、「国会で決めてね。よほど変な決め方じゃなきゃ、文句は言いませんよ」って
言ってる(超訳)。

だから、在日の地方参政権を議論するのに、憲法だとか、最高裁判例とかを
持ち出すよりは、そんなのは、法律オタクにまかせて、
もっと実質的な議論をしたほうがいい。たとえば、認めるとしても、
その自治体の外国人人口が10%未満の場合に限る、とか。それでも
心配だから、いっさい認めるべきじゃない、とかね。もちろん、民主党や公明党の党利党略だ
ってのも、実質的な議論だとおもうよ。民主党が、共生だのもちだしてきたら、在日がはたして
それにふさわしい行動をとってきたか、って問えばいい。

【讀賣社説】 永住外国人への地方参政権付与法案を提出すれば、公明党は賛成し、自民党も動揺する? 国のあり方を政争の具にするな * c

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