1 : 諸君、帰ってきたで?φ ★ : 2008/02/15(金) 08:00:35 ID:???0
 公共施設を利用する日常の中にあって、男女が互いによく知らないものがある。それは、男性用、
女性用、それぞれのトイレの広さだ。普通、建物内に占めるそれぞれの専有面積は同じはず。だが、
これこそが男女平等ではない。

 俺たち舞台演出家が頭を悩ませることに、「上演途中で休憩を挟むかどうか」ってのがある。集中して
作品を観(み)てもらうためには休憩はとりたくない。しかし、長編の場合はそうもいかない。「ここで5分
休憩します」が命とり。下手をすれば「ダラダラ長い」「集中が切れた」「ギャグが古い」等々、芝居評は
ガタ落ちだ(休憩に無関係な理由もあり)。

 同じ作品でも劇場によって必要な休憩時間が変わる。大劇場になればトイレも快適で広い。ともすれば
隣客と一つ間を置いて用を足すことすら可能な男性客は、余裕で着席。一方、女性客は長蛇の列に
うんざり顔。

 理由は簡単。数が少ないからだ。間仕切りされてドアもあるので狭い。鏡前メーク確認は必須。女友達
数人に「お芝居観劇中♪ やっとトイレ終了。すぐ席に戻らねば!(泣)」とメールする手間も加算すれば、
膨大な時間が必要である。そもそも劇場ってのは女性客の方が多い。男女別トイレを作るとき、計算に
必要な因数は絶対数でなく回転率だろう。

 結論。「淑女用は野郎用の3倍面積」。この概念が定着すれば劇場であれどこであれ、女の列は解消。
トイレ前の壁際で相方をボーッと待つ男の群れもなくなる。すでに比率を変えたナイスな新施設もあるが、
とっとと法令化して既存建築を劇的ビフォーアフターさせたらいい。低い支持率に苦しむ政治家先生は
女性トイレ拡大を盛り込む「男女不平等建築条例」をマニフェストにしたらどうですかい? トップ当選
間違いなしですぜ。

ソース(MSN産経ニュース、劇作家・伊藤えん魔氏)
http://sankei.jp.msn.c...000-n1.htm

【論説】男女不平等建築ノススメ…結論。「淑女用トイレは野郎用トイレの3倍面積」でどうでしょう * c

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