今日PC系のメディアはこれ一色ぽい。

デュアルビュー液晶は、液晶パネルの左右2方向に違う情報を同時に表示できる。左側から見たときと、右側から見たときでは違う情報が表示される。
 応用例としては、「左側から見るとPCの画面が、右側から見るとTVの画面が見えるリビングルームPC用ディスプレイ」、「助手席側からはTVが、運転席側からは地図が見えるカーナビゲーション用ディスプレイ」、「顧客側にはプレゼンテーションが、販売員側には内部資料が見えるディスプレイ」、「左から来た人と右から来た人に違う広告を表示できるディスプレイ」、「エスカレーターを登っている人には上階の案内を、下っている人には下階の案内を表示できるディスプレイ」などが提示された。
 液晶パネルの前に視差バリアを設け、1ピクセルごとにバックライトからの光の進行方向を振り分けることで、左右に違う情報を表示できる。視差バリアの配置などによっては、3画面以上を表示しわけたり、上下方向に表示しわけることも可能。
シャープ、左右に違う画面を表示できるデュアルビュー液晶

要するに液晶の前にスリットの刻まれたフィルターを噛ませることで、視点位置によって担当する画素を切替えるって方法か。
技術としては面白いんだけどいまいち使い道がわからんなぁ。
鏡で写してデュアルディスプレイってのもアリっちゃアリなんだけど、そのために液晶の製造コストを2倍にするぐらいなら素直にディスプレイもう1台買った方がいいわけで、何か違う気がする。
プライバシーフィルタ的な使い方であればそのままプライバシーフィルタを使えばいいしなぁ。
PCWatchの記事にあるようなカーナビのモニタとしての用途であれば非常にわかりやすいんだけど、他に用途が思い付かないってのがアレだ。
うーむ。