二子山親方の死去以来続いている若貴の兄弟げんか騒動がワイドショーを連日騒がせている。
はっきり言って彼らが喧嘩しようが絶縁しようが知ったこっちゃないし、男兄弟の喧嘩なんて殴りあいにでもならなけりゃああなるのは明らかだし、それが良いとか悪いとか以前に当然の帰結だと思うので心底どうでもいい。
でも、この件に関する報道にはもういい加減頭にきてる。


連日の報道で兄弟喧嘩を煽りまくった挙句「早く兄弟仲直りしてもらいたいと思います」とかアホかと馬鹿かと。
メディアが殊更大きく取り上げて喧嘩を煽ってりゃ当人達にとっても喧嘩の収める先が無くなるぐらいわからんのかと。
いや。きっと知っててやってるのだろうけど。
人の不幸は蜜の味で、誰かが不幸になればハイエナのようにメディアが群がってその傷口に塩どころか唐辛子を塗りたくるような状況は見ていて嫌悪感しか覚えない。
この件しかり、福知山の脱線事故しかり。
当人達の傷を抉りまくることが報道の自由ですか、報道の使命ですか。
それがあなた方のジャーナリズムですか。
もういい加減にしようよ。
あんな報道したところで誰一人幸せになんかなりゃしないって。
そろそろジャーナリズムとか報道の原点に帰ってもらえないかなぁ。