まぁホリエもんがどうだとか、ライブドアの狙いが何だとか、ライブドアが実権を握ったらどうだとかってのは正直あんまり興味ない。
興味ないながらもホリエもん憎しで展開される批判論は聞いててあんまり心地よいもんじゃないし。
でも、テレビ局とネットのポータルの連携って面白いんじゃね?
3/25追記:
ライブドアショックは放送とITの融合を進める起爆剤となるか?
なるほど。そういう争いなのね。)


テレビの収益の基本は

・広告収益
・キャラクターグッズなどの収益や番組DVDの販売などの2次収益等の広告外収益

に分けていいかと。
んで、バブル崩壊以降の広告収益の伸び悩みなどから、在京民法各社が新たな収益源の開拓っつーことで数年前からインターネットでの有料番組配信なんかを実験的にやってるみたいけどパッとせんね。
ま。そりゃそーだわな。
これだけビデオが普及したことで、視聴者が放送のタイミングに合わせず生活できるようになった後で「月額○○円で見放題」言われてもな。テープの交換とか若干の面倒臭さを許容すればその金額は払わんでいいわけだしね。
目的の番組がある視聴者ならレンタルビデオがあるから尚更だね。
ここから見て取れるテレビ局の失敗は、インターネットをハードウェアとしてしか捕らえてなくて、電波の代わりにネットで番組流せばお金になるんじゃない?って思っちゃった事だね。
言ったらインターネットのインタラクティブ(双方向)な性質を見抜き切れなかったっちゅーことか。


ここで収益体質に目を戻してみると、依然として大きいのはやっぱり広告費だと思うのさ。
広告費のメカニズムってのは非常に単純で、視聴率が高い(=多くの人が見ている)ほど広告費のコマ単価が上がって、そこに何コマ広告を突っ込むかってので広告にかかる費用が算出されるわけで。(恐らく実際は何%ぐらい取れると予想した上で単価を計算して事前契約だとは思うけど。)
だからこそ、テレビ局は視聴率を気にしてきたわけで。
要するに年間の視聴率が広告収益に直結しているわけだ。
んじゃこの現状を見た上でインターネットのポータルとくっついて何ができるのよ?ってとこなわけだが。


まず、世論と言うと言いすぎかもしれんけど世の中の人が何に関心を持っているのかってのを吸い上げるツールとして使えると思う。
インターネットってのは個人が情報を発信、中継するのに極めて向いているツールであるのはそろそろ周知の事実としてもいいと思う。
インターネットと言わずインターネットのポータルと書いた意図はここにあって、ポータルには須らくWeb検索ツールが付いていて、ここで検索された内容はポータルサイトの重要な資産となっている(筈だ)。
ここで上位にヒットした項目は「少なくともネット上の現象としては」極めて高い関心を利用者が持っていると考えることができる。
つまりはテレビ局にとって「どんな内容の番組を制作すれば視聴率を稼げるか」という重要な指針になるだろう。
つまり、インターネットを情報のアウトプットデバイスとして使うのではなく、インプットデバイスとして使うのだ。
閑話休題、今日の特ダネで小倉さんや他のコメンテーターが言ってた

インターネットは情報の発信ではなく中継のメディアだ。インターネットが独自に取材をして情報を収集しているか。インターネットには新聞を元ソースにしたニュースばっかりが並んでるじゃないか。テレビ局は独自の取材をしてきた。
また、目立つニュースを取り扱うだけが能じゃない。新聞の片隅に重要なニュースがあれば取り上げてきた。
(筆者概略)

みたいな話がちょっと気になった。
別にネットのコンテンツと連携することは、こういった今までの取材体制なんかを否定するものではなくて、取材の前段階のアドバイザリとして受け取ればいいな、というような柔軟性が欠けてるんじゃなかろうか。
ネットの情報は玉石混交、情報を見分けるには知識と勘とたまには運もいる。
そういう所で今まで培ってきた情報の選別能力を使えば良いんじゃないかと思う。
もし、こんな原因で今の騒動を批判しているようなら、言い方はアレだが「もうろくしてんじゃないの?」だ。
特ダネ批判はさておき。
バラエティーやドラマなどのエンターテイメントの番組があまりネットの風潮に影響受けすぎてもどうかと思うけど、報道なんかはその辺重視してみたらいかがかね。


ポータルと連携する次のメリットは新たな宣伝媒体として使った時に表れると思う。
これは、スポンサーの広告をインターネットに流すようなマネするんではなく、自社の番組の宣伝をポータルサイト上で展開するのだ。これにより、視聴率をさらに吊り上げる効果を期待でき、結果収益の増強に繋がるだろう。
現在番組の宣伝を自社のホームページなんかでやってるみたいだが、どんだけの宣伝効果があるのか正直疑問だ。
実際問題、今までテレビ局のページなんて見たこともないし、この先も見るつもりはない。
あの辺のページを見る人ってどんな人なんだろ。
よーわからんよ。
でもポータルとなると話が違ってくる。
ポータルはブラウザを開いたときにホームページとして開く場合が多い。
InternetExplorerのMSNしかり。
OperaのLivedoorしかり。
中には特定のポータルを別のブラウザのホームページにする人もいるだろう。
そこに広告を載せることは即ち積極的にテレビ番組の情報を収集しない人達の目にテレビ番組を知らしめることができるわけだ。
これはでかくね?


こういう風に考えるとテレビ局とインターネットのポータルとの協業ってのはものすごくメリットのあるものだと思うんだがなぁ。
フジが何であそこまでライブドアとの協業を毛嫌いしてるのかよーわからんよ。
まぁ現段階で普及率が90%を軽く超えてるIE狙いでMSNとの協業を狙ってるからライブドアがしゃしゃり出てくるのが邪魔だっつーならわかるけど。
ソフトバンク(=yahoo)かよ。
よーわからんね。

このエントリをつぶやくこのWebページのtweets このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - ライブドアの騒動