特集WORLD・素朴な大疑問:竹島問題@毎日新聞

島根県議会が2月22日を「竹島の日」とする条例を可決したことで、日韓関係がまたも揺れている。日韓国交正常化40年の祝賀ムードに波紋を起こした形になった竹島問題。「竹島は日韓どちらのものか」の著者、下條正男・拓殖大教授(日本史)にその歴史的背景を解説してもらった。【小松やしほ】

韓国の主張を検証する形で竹島の歴史を検証しています。
非常によくできた解説(失礼ながら)だと思います。
もう少し望むなら、
・1905年島根県が竹島を編入した時点での韓国の状態と韓国政府の反応
・サンフランシスコ講和条約策定段階で竹島が日本領に編入された経緯
・李承晩ラインの正当性、不当性
あたりが書かれていればパーフェクトな気がします。
この問題に関心がある方は一回見てみると良いと思います。
3/25追記:AllAboutにわかりやすい解説が出てました。


・1905年島根県が竹島を編入した時点での韓国の状態と韓国政府の反応
島根県が竹島を編入したのは1905.01.28
韓国の外交権が日本に委譲された第二次日韓協約(乙巳(保護)条約)が1905.11.17(18とも)
つまり、日本が竹島編入を決定してから10ヶ月に渡り公式に抗議をしていれば、(ひょっとしたら)竹島が韓国領だったのかも知れませんが、その間なんら抗議をしていません。よって、当時の国際法の慣例に従って竹島はその時点で日本領と正式に決定したこととなります。
サンフランシスコ講和条約策定段階で竹島が日本領に編入された経緯
こちらの中ほどに書いています。

概要:
・当初アメリカの国務省案では竹島を韓国領としていたが、1905の島根編入の正当性を主張した駐日顧問ウイリアム・シーボルトの勧告に従い日本領とする。
・同じく戦勝国であるイギリス案でも竹島は韓国領となっていたがアメリカとの協議の結果日本領に決着。
・韓国の抗議は捏造だったのでさくっと拒否られる。
(つか韓国は戦勝国でもなければ敗戦国でもない第三国なため口を出せる立場じゃない。)

Wikiのページを見るとわかるが、韓国はこの条約においてパーフェクトに無視されており、署名も行っていない。
李承晩ラインの正当性
上のようにサンフランシスコ講和条約で竹島を編入できなかった韓国が、1952/4/15に発効する条約にファビョって勝手に宣言したもの。
正当性は皆無。


参考:
コリアンジェノサイダーnayuki(下にスクロール)
Kannon(?)というゲームの登場人物を使ったショートストーリー仕立てになっています。古代朝鮮時代から近代までの日韓関係について詳しく書かれています。非常によく出来た資料であると思います。
北の狼ファンクラブ
第二次日韓協約編を参考にしました。