例年の行事かと思ったら今年はやけに盛り上がってるようで、右も左も深淵に落ち込んでる人も多数でなんともカオスな状況に。
(最近では最悪の出来だった報道2001。タロサ孤軍奮闘)
とりあえずこの問題について謝罪も賠償も必要無しと思うっつーとこをちまちままとめてみる。
前提の話
- WW2時、朝鮮半島は日本に併合されてた。
つまり当時の朝鮮半島(現韓国、北朝鮮)は日本の一部だった - 当時は制度として公娼があり売買春そのものが違法行為ではなかった
- WW2後まで各国ともに軍の慰安所を持つことはままあった
- 日本統治中のアメリカ軍も日本で慰安所を利用していた
- 日韓基本条約で公私ともに賠償問題は完全に解決済みとされている
- 日本(軍)が強制で慰安婦を集めたという物的証拠は未だに発見されていない
まぁこれだけで事足りるわけですが。
話の筋
結局のところこの問題は次の2点に集約されるのかと。
- 日本軍は売春宿を運営していた。けしからん
- 日本軍は売春婦を強制的に拉致して集めた。けしからん
そもそも当時売春行為そのものが違法ではなくて、賤職とはされていたとしてもそれは結局のところビジネスであったわけで。そりゃ現代の常識から考えればそれはどうなのよって考えないわけでもないけれど、今の常識で当時の事をはかってもそりゃ無茶ってもんですぜと。
それが許されるなら二刀下げて歩いてた明治以前の武士は銃刀法に違反するような危険人物だって事になっちゃうわけで、そんなおかしな話はないでしょと。
軍隊として兵士の暴走(略奪強姦など)を押さえて統制するためには兵士の性欲処理は重要欠かさざる問題であったわけで、そのために各国とも慰安所や慰安隊なんかを構成してこの綱紀を改めようとしていたわけです。そうでもなきゃ兵士が勝手気ままに略奪した結果部隊が性病で全滅なんてなかなか公に出来ないような情けない状況になっちゃいますし。
そういう意味において慰安所の設立に軍が関与したってのは間違いないでしょうし、性病の防止などの観点から軍医や従軍看護婦なんかが関与したのも間違いないです。
また、前線に展開する軍の慰安所を設立するにあたり輸送などで軍が便宜をはかったのも間違いない事だと思います。
そりゃそうでしょう。まわりは全部敵な戦地にまで「勝手に来い」なんつってて いつまでたっても慰安婦が来ないんじゃその役割が果たせないわけで、迅速に兵站を整理する為にはそれなりの便宜をはかる事は軍の為でもあるわけです。
ですが、この何が問題なんでしょう。
先にも挙げたように各国ともに大なり小なり慰安所やそれに類するものを持ってたわけで、そんなもん非難される筋合いはねーよっつーか60年もたって持ち出して来るような話じゃねーよと。
つーか、仮にそれが非難されるべき内容であったなら極東軍事法廷でその事をなんで糾弾しなかったんだと。
2番目に関してはそもそも証拠を集めてから非難しなさいよっつー事に集約されちゃうので特に語る事もありませんと。
つーか
国が発注した公共事業の現場で働いてた作業員が借金でタコ部屋に入れられてた場合でも国に責任があるんですか? っつー話以上でも以下でも無いだろこれ。
この騒動の狙い
変な事言うと陰謀論にしかならんのでアレですが、韓国のお決まりのガス抜きであったり、クリントン政権の亡霊であったり、参院選を睨んでの話であったりとかじゃないかなとか。
何ともですけどね。
まぁいい機会ですんで、日本政府として何が事実として確認されていて、何が事実と確認できていないのかってのをちゃんと整理して海外に発信したら良いんじゃないですかね。
とはいえ捕鯨禁止に似たロジックで混沌としそうな感があってどうにも難しいなぁとも。
#結局感情で言ってる人に理論を説いてもしょうがねぇんだよなとかそのへん。
コメント (6)
この問題について、
一つ疑問は、
白馬事件を除いて、
殆どのケースで自発的に慰安婦になった後に、
慰安婦を辞める自由が無かったのでは?
辞めたいと申し出ても辞められなければ、
そこから先は強制連行ですから。
自発的に慰安婦になったと告白する、
日本人慰安婦の証言でも、
大戦末期は凄惨な状況で、
日本人慰安婦に自殺者が多く出たとまで
書かれてる訳で、
大戦末期に、彼女らの慰安婦に
行動の自由がなかったとすれば、
そこは検討の余地があるでしょうね。
ま、まずは白馬事件型の慰安婦事件と、
その他の事件を分離する事から、
日本政府は始めるべきだと思う。
白馬事件については謝罪してしまうのがよい。
通りすがりの名無しさん2 さん>
>殆どのケースで自発的に慰安婦になった後に、慰安婦を辞める自由が無かったのでは?
借金のカタに売られたのであれば辞める自由が無いのは普通なんじゃないかと。
個々には色々事情があったんでしょうけど。
>大戦末期は凄惨な状況で、日本人慰安婦に自殺者が多く出たとまで書かれてる訳で、
歴史を紐解けば吉原の遊郭でも自殺者はたくさんいますよ。
まして戦時中であれば想像を絶するストレス下に置かれていたと考えても不思議ではないんじゃないかと。
>白馬事件については謝罪してしまうのがよい。
賠償も含めてとっくに解決してますよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%A6%AC%E4%BA%8B%E4%BB%B6
>これに対し日本政府は、総額2億5500万円を支払い、2001年オランダ人女性に対する「償い事業」を「終了」した。
こんばんわ。
> 借金のカタに売られたのであれば
> 辞める自由が無いのは普通なんじゃないかと。
辞める自由が無いのが、当時の世界基準で普通だったのか、
それとも人権侵害だったのかは、恐らくこの問題の最も重要な
ポイントだと思います。
当時、日本の娼妓取締規則では、本人の意志に基づかない売春
を禁止していた訳ですから(少なくとも法律上では)、当時の
基準でも、辞める自由が無いのは人権侵害だったと思いますよ。
> 賠償も含めてとっくに解決してますよ。
それは知っていますが、
中韓反日団体は、様々なパターン(強制連行の有無等々)が
存在する慰安婦問題を十把一絡げにすることで、各被害者の
ケースから都合の良い部分を切り出す手法を取っています。
彼らは、慰安婦問題の証拠の少なさを自覚しているから、
そういう手法を取っている訳です。
それに反論を加える外交手法の問題として、
従軍慰安婦と一言で言っても様々なケースがあり、強制性に
ついて信憑性の高い証拠・証言があるのは白馬事件程度だと
いう事を世界にアピールする為に、
「白馬事件だけは(証拠があるから)強制性を認めて謝罪する」
というのも、一つの手法ではないかと考えたのです。
通りすがりの名無しさん2 ◆PbfAC65QoU さん>
どうも。
なんか話がずれていってる様な気がしますが、借金のカタに売られるという事自体があまり人権に配慮してる行為じゃないわけでして、というのが一点。
もう一点は「慰安婦を辞める自由が無かった」事即ち人権侵害であったとしても、侵害を行っている主体は国ではないという。
このあたりは話をする上で押さえておかないといかんと思います。
さて、最初のコメントまで戻ってしまって恐縮なんですが、
>辞めたいと申し出ても辞められなければ、そこから先は強制連行ですから。
という部分は少し考察が必要なんじゃないかと。
正にエントリで触れた「国が発注した公共事業の現場で働いてた作業員が借金でタコ部屋に入れられてた場合でも国に責任があるんですか?」に合致する部分だと思います。
つまり、「辞めたいと申し出ても辞められなければそこから先は強制連行」だとしてもそれは「慰安所経営者による強制連行」であって、主語を抜かすと本筋から外れてしまうわけで、責められるべきは女衒や慰安所の経営者であって日本じゃないんではないかと思います。
というわけですので、「当時、日本の娼妓取締規則では、本人の意志に基づかない売春
を禁止していた」という事実は「日本が慰安婦を強制連行した」という話に対して否定的な証拠なんではないかと。
>当時の基準でも、辞める自由が無いのは人権侵害だったと思いますよ。
まぁ、それはそうなんだと思います。
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>それに反論を加える外交手法の問題として、従軍慰安婦と一言で言っても様々なケースがあり、強制性に
>ついて信憑性の高い証拠・証言があるのは白馬事件程度だという事を世界にアピール…
アピールのために謝罪というのは手法として拙いんじゃないかと。
むしろ「オランダ王国政府は、同政府又はオランダ国民が、第二次世界大戦の間に日本国政府の機関がオランダ国民に与えた苦痛について、いかなる請求をも日本国政府に対して提起しないことを確認する」とした日蘭議定書だったり、白馬事件の賠償をした対日道義的債務基金(JES)の記録を公表するで足ると思います。
まぁJESの要求に唯々諾々と賠償してしまった日本政府の対応はどうかと思いますが、それは別の話。
> つまり、「辞めたいと申し出ても辞められなければそこから先は強制連行」だ
> としてもそれは「慰安所経営者による強制連行」であって、主語を抜かすと本筋
> から外れてしまうわけで、責められるべきは女衒や慰安所の経営者であって日本
> じゃないんではないかと思います。
> というわけですので、「当時、日本の娼妓取締規則では、本人の意志に基づか
> ない売春を禁止していた」という事実は「日本が慰安婦を強制連行した」という
> 話に対して否定的な証拠なんではないかと。
白馬事件では、慰安所への強制連行と監禁を日本軍の将校が主体的に行っていた訳ですが、事件が露呈した後も将校に対して日本軍は処罰を行っていません。
何が言いたいかというと、慰安婦問題には様々なケースが存在しますが、日本側が全てのケース(特に白馬事件)の否定に走ると、それは中韓反日団体の十把一絡げ戦略に乗せられてしまうことになると思うのです。
> むしろ「オランダ王国政府は、同政府又はオランダ国民が、第二次世界大戦の間に
> 日本国政府の機関がオランダ国民に与えた苦痛について、いかなる請求をも日本国
> 政府に対して提起しないことを確認する」とした日蘭議定書だったり、白馬事件の
> 賠償をした対日道義的債務基金(JES)の記録を公表するで足ると思います。
法的な賠償義務が完了している事と、日本が贖罪の意識を持ち続ける事とは、全く別次元の話だと思うのですが如何ですか?
例えば、強姦犯が刑期を終えて出所して、被害者に「刑期も終えて法的義務は全て果たしたから謝罪する必要はない」と言い放ったら、法律的には正しいとしても、世論的には相当な悪役です。法的義務の完了後も一生贖罪の意識を持つ、これが今の世論が加害者に求める基準です。
要は、外交に於いては、法的義務だけでなく、国際世論を味方に付ける必要があります。結局、各国政府の外交方針を決めるのは、法的義務ではなく各国内世論ですから。
勿論、従軍慰安婦問題で悪役になりたいなら、法的側面だけを強調していればよいのですけどね。
通りすがりの名無しさん2 ◆PbfAC65QoUさん>
引用と話が繋がってないような気がします。
>何が言いたいかというと、慰安婦問題には様々なケースが存在しますが、日本側が全てのケース(特に白馬事件)の否定に走ると、それは中韓反日団体の十把一絡げ戦略に乗せられてしまうことになると思うのです。
白馬事件に関して否定してる論調なんてのはあんまり見た事ないですが。
こないだ日本の有識者が出した"The FACTS"でも例外として認めてますし。
>法的な賠償義務が完了している事と、日本が贖罪の意識を持ち続ける事とは、全く別次元の話だと思うのですが如何ですか?
(中略)
>要は、外交に於いては、法的義務だけでなく、国際世論を味方に付ける必要があります。結局、各国政府の外交方針を決めるのは、法的義務ではなく各国内世論ですから。
うーん。
正直この話が国家間の外交の話になるかと言えば極めて怪しいと思います。
そもそも各国とはサ条約や国家間条約によってすでに解決済み(ロシア、北鮮など一部を除く)なので、外交の俎上に乗せる事がすでに無理筋でしょう。
それを引いてしまった事が現在の中国や韓国、北朝鮮、オランダなどの動きに繋がってるわけで、筋は筋として認められない部分は断固認めてはいけないんじゃないでしょうか。
そもそも両国間で解決済みとした問題に対して日本が一方的に謝罪などで蒸し返すってのは逆の意味で条約に反してるんじゃないですかね。(まぁそれが問題視されるとは思いませんが)
というか、日本の元首である総理大臣が何度も謝罪して河野談話や村山談話を踏襲しているのにこれ以上何ができるんでしょうね。